年別アーカイブ:2019年

今年(2019年)1年ご愛読ありがとうございました

2019/12/31  

賢明な読者の皆様、今年(2019年)1年ご愛 読誠にありがとうございました。今年も変わ らぬPVを得られたのもご愛読いただいた 皆様のおかげです。本場所のある月は1月が 最高のPVで、3月が次点でした ...

三役までの所要場所数番付

2019/12/30    ,

2020年一月場所の番付で大栄翔が新小結に 昇進した。新入幕から26場所を要しての三役 であった。力士は入幕したとき、次の目標と なるのが三役である。そこで新入幕の場所 からどれくらいの場所数を要して ...

架空年間三賞

2019/12/29    

スポーツ報知の年間最優秀力士に白鵬が選ば れた。中日スポーツの年間最優秀新人賞は、 炎鵬に決定した。両力士は一月場所の初日、 土俵で表彰される。うっかり席をはずして 売店やトイレに立って、2人の表彰を ...

来年はどうなる!新横綱・新大関は誕生するか

2019/12/28    ,

新横綱誕生ほど相撲ファンをわかす話題は ない。稀勢の里が横綱になったのは、2017年 一月場所後であった。それからまもなく3年 になろうとしている。しかし、横綱誕生は 気配さえ感じさせない。そのため白 ...

決まり手新分類5

2019/12/26    

足の裏以外を土俵につける技10分類のうち 足取り技に目をむけていこう。 ■投げ技 ■足技 ■足取り技 渡し込み 足取り 小股掬い 外小股 大股 褄取り 小褄取り 裾取り ■捻り技 ■後ろからの技 ■落 ...

霧馬山の出世街道

2019/12/25  

「陸奥部屋に霧馬山あり」は早くから言われ ていた。陸奥(元霧島)部屋から霧の若以来 の関取が出るとしたら霧馬山しかいない、と 見られていた。その霧馬山がついに入幕を 果たした。モンゴル出身の幕内力士と ...

2020年一月場所番付あれこれ

2019/12/24    , , ,

1年始めの一月場所の番付が発表された。 通常なら番付は30日発表だが、年末という 事情から6日早くなった。特別難しい箇所は なく、ほぼ予想通りの番付になった。とは いえ、先場所多くの休場者を出した爪跡 ...

決まり手新分類4

2019/12/23    

足の裏以外を土俵につける技10分類のうち 足技に目をむけていこう。 ■投げ技 ■足技 外掛け 内掛け 蹴返し 二枚蹴り 裾払い ちょん掛け 河津掛け ■足取り技 ■捻り技 ■後ろからの技 ■落とす技 ...

2019年大相撲10大ニュース2位・1位

2019/12/22  

■2位 トランプ大統領観戦大騒動勃発 五月場所千秋楽はトランプ米大統領の大相撲 観戦日であった。それも土俵の近くでという 異例さである。もっともこれは、協会が貴賓 席を皇室専用にしたかったという説がの ...

2019年大相撲10大ニュース4位・3位

2019/12/21  

■4位 貴ノ富士2度目の暴行で引退勧告 事件は稽古総見の8月31日におこった。十両 貴ノ冨士が付け人の序二段力をなぐったこと が発覚したのである。繰り返された暴行事件。 貴ノ冨士はこれで2度目である。 ...

決まり手新分類3

2019/12/20    

上手投げ 下手投げ 小手投げ すくい投げ 上手出し投げ 下手出し投げ 掛け投げ 首投げ 二丁投げ 櫓投げ 一本背負い つかみ投げ 腰投げ <2019年11月 志摩ノ海(上手出し投げ)照強> 投げ技の続 ...

2019年大相撲10大ニュース6位・5位

2019/12/19    ,

■6位 大波乱!平幕朝乃山が初優勝 五月場所、横綱白鵬全休、新大関貴景勝途中 休場、大関豪栄道・高安前半で3敗と早々と 優勝圏内から遠ざかっていった。そんななか、 場所前、予想していなかった前頭8枚目 ...

決まり手新分類2

2019/12/18    ,

足の裏以外を土俵につける技に目をむけて いこう。こちらは次の10に分類した。 ■投げ技 ■足技 ■足取り技 ■捻り技 ■後ろからの技 ■落とす技 ■腕攻め ■反り技 ■複合技 ■ほか 決まり手によって ...

2019年大相撲10大ニュース8位・7位

2019/12/17    ,

■8位 ベテラン豪風、安美錦、嘉風 相次いで引退 豪風  一月場所引退。39歳。押尾川襲名。幕下15枚 目格付出でスタートし、十両12場所、幕内 86場所務める。そのうち関脇1場所、小結 2場所在位。 ...

2019年大相撲10大ニュース10位・9位

2019/12/16    ,

■10位 井筒(元逆鉾)急死!鶴竜、元霧島 の陸奥部屋へ移籍。+東関(元潮丸)死去 元逆鉾の井筒親方が九月場所九日目、亡く なられた。場所前から体調が悪く、入院して いたという。原因はすい臓がんとみら ...

2019年大相撲10大ニュース 前文

2019/12/15    

今年は重大ニュースが特に大きく際立った モノはなかった。といってもつぶさに振り 返るとそれなりにニュースはあった。土俵上 だけでなく、土俵外にもあった。まったく 予期しないニュースも飛び込んできた。 ...

決まり手新分類1

2019/12/14    ,

相撲は土俵外に相手を出すか、足の裏以外を 土につければいい競技である。誰の目にも 明確である。剣道の一本は素人目にはわかっ たようでわからない。レスリングは相手の 両肩をつければ勝ちだが、そこまでいか ...

決まり手新分類 序章

2019/12/13    

昭和の時代、ある相撲担当アナウンサーが、 まず覚えたことは決まり手であった。決まり 手を知らなくては、話にならないというわけ である。それに相撲はいつなんどき奇手が 出るかわからないだけになおさらであ ...

豊昇龍の蹉跌

2019/12/12  

十一月場所、20歳の新十両豊昇龍の関取デビ ュー戦は、ほろ苦い負け越しスタートとなっ た。成績は7勝8敗である。一番一番が勉強、 負けて覚える相撲かな、とはいうものの、 もう少しで幕下落ちになるところ ...

優勝請負人の優勝ペース

2019/12/11    

白鵬が十一月場所で43回目の優勝を達成した。 これまで40回超えはいなく、白鵬ただ一人で ある。大鵬に実に11回の差をつけた。もっと も晩年の白鵬の相撲は肘打ち式かちあげで、 必ずしも歓迎されていない ...

思い様々服部桜

2019/12/10  

十一月場所、何度か序ノ口の最初の一番から 見る機会があった。序ノ口で見たい力士は 服部桜である。出場しても敗戦を繰り返し、 4年と1場所序ノ口を務めながら、3勝しか していなく、89連敗の記録をもつ。 ...

優勝回数物語2横綱最終優勝年齢番付付き

2019/12/9    

戦後、昭和22年夏場所から優勝決定戦制度が 開始された。また、昭和24年から年3場所制 になった。戦後の混乱期で一定の会場をもた なかったが、昭和25年から蔵前仮設国技館で 興行するようになった。年3 ...

優勝回数物語1

2019/12/8    

白鵬が十一月場所で43回目の優勝を成し遂げ た。大鵬の優勝回数を上回ること実に11回。 まさしく前人未到の域に入り、絶後の数字に ならんとしている。これまで最多優勝回数は どのような歴史的流れで進んで ...

2020年一月場所チケット事情

2019/12/7    ,

十一月場所のチケットは、即日完売は限られ、 場所開始直前まで13日目以外の平日は販売 されていた。だが、人口ナンバー1東京都、 ナンバー2神奈川県、さらに福岡県より人口 が多い埼玉県、千葉県を抱える東 ...

77歳になった相撲解説者

2019/12/6  

十一月場所13日目、横綱の土俵入りが終わる と狭い箇所に人が集まって放送席に目を向け ていた。何事か。かつて福岡の放送席のゲス トに黒木瞳さんが来たときは大変な騒ぎだっ たので、有名人が来たのかと思っ ...

大関皆勤率番付

2019/12/5    

十一月場所は3大関が1大関になった。残っ た大関は貴景勝だけになった。その貴景勝も 今年(2019年)は2場所連続休場している。 ほかの大関も休場が目立った。その結果今年 は、大関皆勤10回、休場9回 ...

十一月場所 朝乃山15番勝負2

2019/12/4    

9日目 大栄翔戦 めきめき力をつけてきた突き押しの大栄翔。 朝乃山考えて立ち合いかちあげ。大栄翔 突っ張りにいくが、あてがい左から引き込み、 次の瞬間落ち着いてはたき込んだ。朝乃山の 工夫が見られた一 ...

横綱皆勤率番付

2019/12/3    

30代半が近いせいか、白鵬、鶴竜の皆勤が ままならない状態である。今年(2019年)に 限っても、白鵬・鶴竜ともに半分の3場所 しか皆勤していない。これまで横綱は負けが 込むと、休場は常套手段になって ...

今後も続く混迷の時代

2019/12/2    

今年(2019年)の年間最多勝は朝乃山に決ま った。成績は55勝35敗であった。小結では初 ということであるが、これは朝乃山の責任 ではない。横綱・大関の休場の多さから来て いる。これで50勝台の年間 ...

十一月場所 朝乃山15番勝負1

2019/12/1    

十一月場所、一段と強さと成長を見せた力士 が朝乃山であった。その結果一躍大関候補に 浮上してきた。そんな朝乃山の相撲を写真と ともにふり返ってみよう。 初日 横綱鶴竜戦 鶴竜突然の休場で不戦勝スタート ...

横綱審議委員に欠けるモノ

2019/11/30    

横綱審議委員会が場所後、優勝白鵬を評価 しつつも、かちあげ、張りさしを横綱にふさ わしくないとして注文をつけた。しかし、 協会はこれを一蹴したようである。以前にも にたようなことがあったが、効力はなか ...

照ノ富士の復帰街道

2019/11/29  

幕下10枚目で照ノ富士が幕下優勝して、正式 に十両復帰が決定した。ここまでの道のりは 長かった。また元大関が幕下以下で相撲を 取るなど今までありえなかった。それだけに 長くつらい相撲人生だったが、見事 ...

ここ3年の横綱・大関の休場率

2019/11/28    ,

十一月場所の横綱・大関リーグ戦は千秋楽 結びの一番、白鵬対貴景勝戦の一番のみで あった。こんなに寂しい取組があろうか。 実は、これは十一月場所に限ったことでは ない。一月場所は土俵でおこなわれた横綱・ ...

2019年十一月場所の観客数を検証する

2019/11/27    

<十一月場所のポスター> 今年も、大相撲は満員札止め続きのである。 相撲協会にしてみれば人気は少しも衰えず、 誠にけっこうな状況である。ただ、十一月 場所の満員御礼は15日間続いたが、満員札止 とまで ...

2019年 年間最多勝最終形

2019/11/26    

十一月場所を終了したことで今年1年間の 成績が確定した。九月場所までは御嶽海と 阿炎が45勝で最多勝に並んでいた。それを 朝乃山が1差で追走していた。すべて関脇 以下である。横綱・大関が、いかに休場が ...

■福岡千秋楽 遠い世代交代

2019/11/24    

相撲界に世代交代がきている、と言う方がいる。晩年白鵬対若手大関貴景勝の対戦は今場所唯一の横綱・大関リーグ戦である。 絶対的強さが影を落としている白鵬。ここへきて調子を上げてきた。一方貴景勝は1横綱・2 ...

■福岡14日目 千秋楽へ!戦いは終わらない

2019/11/23    

万全の強さではないにしても、調子を上げてきた白鵬。一方むらっ気の相撲で7敗の窮地に追い詰められた御嶽海。勝負はこう展開した。白鵬が立ち合い鋭くぶつかると御嶽海を圧倒。すぐさま刈るような外掛けに御嶽海は ...

■福岡13日目 明暗を分けた白鵬と御嶽海

2019/11/22    

各段の6戦全勝同士が激突する13日目。その中の幕下で元大関照ノ富士の優勝が決まった。先場所は7番相撲で優勝を逃していた。だが、今場所は對馬洋に苦戦したが、辛抱して勝利した。幕下10枚目の全勝だけに十両 ...

■福岡12日目 忘れられた相撲は下半身で取るの教え

2019/11/21    

優勝戦線に動きがあった。2敗朝乃山がぱっとしない御嶽海の出足相撲に屈して3敗に後退した。まさにまさかの展開である。そもそもこの対戦は千秋楽と読んでいた。読み違いは勝敗にまで及んでしまった。 白鵬は右四 ...

■福岡11日目 場所の行方

2019/11/20    

11日目が終わった時点で場所の行方を書くのは異例である。それだけ読めない場所だっとも言える。 白鵬は繰り上げ対戦者竜電を問題にしなかった。朝乃山も宝富士を退けた。優勝は1敗白鵬と2敗朝乃山に絞られてき ...

■福岡10日目 絞られた見どころ

2019/11/19    

5時間半かけて福岡入りした。幕内の取組に思わずエキサイトする場面は少なかった。ただ、淡々と消化していく。そんなそっけなさを感じざるを得なかった。 大関を目指す御嶽海が力なく竜電に敗れる姿。それはもう大 ...

◆お知らせ 賢明な読者の皆様へ 2019.11

2019/11/19  

土俵の目撃者をいつもご愛読いただき誠に ありがとうございます。足を使い、この目で 見た生の大相撲をお届けするために十一月 場所の10日目から千秋楽まで福岡国際セン ターで観戦します。同時に、土俵外の情 ...

■福岡9日目 白鵬と朝乃山の優勝争いはどこまで続く

2019/11/18    

2横綱3大関がたちまち1横綱1大関へと 激変した十一月場所。取組的には貴景勝対 北勝富士が今日の好取組である。貴景勝は 北勝富士に対し激しく突き押し、ときには ゆさぶり、最後は突き落としで決めた。北勝 ...

■福岡8日目 場所の崩壊?

2019/11/17    

場所入りして土俵入りまでした高安が、後半 戦において突如休場を表明したのには驚か された。どうも腰痛で歩けないとのことで ある。極めて珍しい考えられないケースで ある。高安は今場所カド番であり、これで ...

■福岡7日目 7日目の珍事及び横綱候補ゼロ危機

2019/11/16    ,

気力と闘志を欠いていた連敗三羽烏高安、 貴景勝、御嶽海がそろって連敗を脱出した。 七日目は気力・闘志を感じさせた。御嶽海は 琴勇輝を相手に前に出る攻撃相撲で退けた。 高安は突き押しが鋭い玉鷲相手に押し ...

■福岡6日目 多難な場所に突入しかねない大相撲

2019/11/15  

この日も御嶽海・貴景勝・高安はそろって また負けた。御嶽海は馬力負けすることが ない宝富士に寄り切られた。貴景勝は玉鷲に 圧倒され、押し出された。高安は何もできず に一方的に寄り切られた。3力士に共通 ...

■福岡5日目 3者3様の敗北

2019/11/14  

関脇栃ノ心、新入幕若隆景が相次いで休場 した。これで関取の休場は7人となった。 当然取組数は減少する。その結果、横綱・ 大関は平幕相手の取組に変更するしかなく なる。なおかつ間延びする仕切りを見せられ ...

■福岡4日目 御嶽海・高安の敗戦を考察

2019/11/13    

大関を目指す御嶽海は平幕大栄翔にもろざし に入られ、こらえる間もなくあっさり土俵を 割った。この敗戦で早くも2敗となった。 大関を目指す者が平幕に負けていては先行き が怪しくなる。優勝した2018年七 ...

■福岡3日目 朝乃山を退けた白鵬の頭脳作戦

2019/11/12    

3日目から友風が休場した。それも長期化 しそうな師匠の談話である。休場者は止まる ことを知らない。これが毎場所繰り返される のだから、たまらない。休場に関して無為 無策を続けるなら、毎場所同じことが繰 ...

■福岡2日目 本命なき場所が表面化

2019/11/11    ,

2日目、豪栄道が休場した。十両一山本も 同様である。休場の連鎖で早くも関取4人目 である。この流れではまだありそうな予感が する。体重過多を医学的、科学的に真剣に 考えないと、大相撲のけが人続出は今後 ...

■福岡初日 白鵬、危険な相手北勝富士を粉砕

2019/11/10    

横綱鶴竜が初日突然休場した。前日までその 気配はまったくなかっただけに意外であった。 これで鶴竜の2019年の休場率は37%になった。 ここ3年では43%に上がってしまった。1年 に直すと休場日数は約 ...

2019年十一月場所の視点

2019/11/9    ,

10日から今年最後の本場所が始まる。十一月 場所の視点は何か。何を注視して観戦すべき か、改めて見ていこう。 <福岡国際センター> ★幕内・十両の休場者多数に歯止めはあるのか ここ1年、これでもかとい ...

横綱・大関に挑む10人のサムライ

2019/11/8    ,

2横綱・3大関が出場する十一月場所が始ま る。今年は休場が目立っただけに千秋楽まで 取れるかどうか懸念はある。横綱・大関に 挑む関脇以下は上位に休場がなければ、東 前頭3枚目の宝富士までである。関脇か ...

御嶽海の15日間を推測する2

2019/11/7    ,

<御嶽海> ここからは対戦成績で負け越しの力士が5人 登場する。 ▼対小結その2 御嶽海6(××○●○○)4遠藤 対戦成績は拮抗している。遠藤のうまさは 四つになってこそ発揮される。御嶽海はそれ を封 ...

御嶽海の15日間を推測する1

2019/11/6  

九月場所優勝の御嶽海が大関取りを口にして いる。意欲十分とみた。昨年(2018年)の 初優勝後の場所は、地元長野のメディアが 取材に来ていたが、期待に応えられず9勝 6敗に終わった。それだけに今度は、 ...

学生出身朝乃山の可能性

2019/11/5  

十一月場所の番付は久々に小結4人となった。 阿炎、遠藤、北勝富士、朝乃山と手強い力士 がそろった。このなかで強さが一段とアップ し、成長の跡が最も見られる小結は朝乃山である。強さへの意欲も十分うかがえ ...

休場が気になる両横綱

2019/11/4    

横綱というと、優勝争いをひっぱり、最終的 に優勝してしまう特別な存在である。ところ が現在の鶴竜・白鵬の両横綱はそこまでいっ ていない。実に休場が多いのである。先場所 の九月場所、白鵬は初日北勝富士に ...

大関優勝あれこれ

2019/11/3    ,

大関の優勝がとだえて久しい。平成29年一月 場所の稀勢の里が最後の大関優勝となって いる。優勝制度が協会制定となったのは大正 15年からである。先場所の御嶽海優勝まで 461場所経過した。そのうち大関 ...

2019年の力士数の変遷

2019/11/2  

「少子化=人口減少」。日本は間違いなく 人口減少社会に陥っている。30年で2000万人 以上減少する予想が出ている。高齢化社会が すすみ、労働人口も深刻である。2065年には 65歳以上が4割弱になり ...

大関復帰後の不成績

2019/11/1  

九月場所、関脇貴景勝は12勝優勝同点で大関 に復帰した。大関降格直後12勝での復帰は 最高成績である。大関降格直後の場所で10勝 以上の成績で、大関に復帰できる規定は昭和 44年七月場所から施行された ...

婚約は高安に転機をもたらすか

2019/10/31  

かねてから報道されていた大関高安と演歌 歌手杜このみさんとの婚約発表記者会見が 31日大野城市のホテルでおこなわれた。力士 と演歌歌手の組み合わせにはさすがに驚か された。年齢は杜このみさんが上であり ...

若隆景の出世街道

2019/10/30    

大波3兄弟の末弟、若隆景が入幕を果たした。 三段目付出ながら2年4場所とスピード出世 である。なお、同じ三段目付出の豊山は1年 1場所という超スピード出世で入幕している。 若隆景の祖父は昭和22年から ...

小結4人!粋な計らいの十一月場所番付

2019/10/28  

1年納めの十一月場所の番付が発表された。 予想に反し、でもヒットだった点は小結を 増やして4人にしたことである。先場所小結 で勝ち越した阿炎・遠藤は地位を守ったこと になる。これに加えて前頭東筆頭9勝 ...

2010年の事件簿

2019/10/27    ,

暴行問題は拓郎さんで終了と思いたいところだが、そうは言い切れないところに苦悩がある。しかし、暴力団との関係断絶は果たせたと見て間違いないようである。しかし、この問題も古くからの癒着で、特に問題となって ...

忘れられない新弟子暴行死事件

2019/10/26  

呼出拓郎さんの退職がスポーツ新聞に小さな 記事で伝えられていた。暴行による処分で 去りゆく者は後をたたない。平成26年の春日 野部屋で兄弟子が弟弟子に顎を骨折する事件 は、処分によるものではないが、両 ...

続 記録からみた優勝決定戦

2019/10/25    

九月場所、関脇御嶽海対関脇貴景勝の優勝 決定戦は78回目であった。御嶽海は優勝決定 戦で関脇として8人目の優勝を飾った。優勝 決定戦で関脇優勝したのは以下である。 増位山 朝汐 佐田の山 長谷川 千代 ...

記録からみた優勝決定戦

2019/10/24    

九月場所は関脇御嶽海と関脇貴景勝の間で 優勝決定戦がおこなわれた。その結果御嶽海 が2回目の優勝を達成した。関脇同士の優勝 決定戦は史上初であった。平成24年は五月 場所では、史上初の平幕同士の優勝決 ...

神風が見た強豪ベスト10をほかと比較

2019/10/22    

相撲解説者神風さんはあまり知られていない が、この目で見た強豪ベスト10をあげている。 対象は玉錦から千代の富士までである。ただ し、千代の富士はまだ現役であり、神風さん が発表した時点では昭和62年 ...

名解説者!神風

2019/10/21  

神風正一と聞いて相撲ファンは何をイメージ するのか。上手投げを引きさげて活躍した 力士。番付に不満をもってあっさりやめて しまった方。それよりも多くのファンに一番 なじみがあるのは、相撲放送の解説者で ...

相撲の神様幡瀬川

2019/10/19  

三賞誕生(昭和22年秋場所)以前にも、当然 相撲のうまさ、技のきれに生きた力士はいた。 その力士は名人を超えて神様と呼ばれた。 相撲の神様である。その力士は幡瀬川である。 入門は楯山(元友響)部屋であ ...

嘉風の出世街道

2019/10/18    

九月場所、十両の嘉風が休場後、引退を発表 した。このままでは次の場所幕下落ちになる ため、決意した。37歳であった。年寄り中村 を襲名した。 <嘉風最後の一番 徳勝龍戦> 嘉風は横綱中の大横綱双葉山、 ...

相撲界!終わりなき暴行

2019/10/17  

呼出の最高位立呼出の拓郎の暴行が発覚した。 10月8日の糸魚川巡業で後輩の呼出が客席で 弁当を食べていた。「なぜこんな所で食事を しているんだ」と頭を拳で殴った。さらに 「なぜ注意しないのか」と幕下の ...

横綱大関

2019/10/16    

九月場所優勝した御嶽海は、十一月場所大関 を目指すという。近年大関昇進の目安は直近 3場所で33勝である。だとすると御嶽海が 大関に昇進するためには、十一月場所で12勝 3敗が求められることになる。と ...

大関の優勝間隔

2019/10/14    

九月場所、2横綱が休場したにも関らず、 大関は優勝争いに加われなかった。豪栄道は 10勝、栃ノ心にいたっては負け越しなのだか ら話にならない。これで大関の優勝なしは 16場所連続となり、継続中である。 ...

元大関の涙の敢闘賞

2019/10/13  

九月場所、優勝同点で優勝争いを盛り上げた 関脇貴景勝に三賞はなかった。なぜなかった のか。元大関だからか。貴景勝が優勝した 場合、関脇以下の優勝で三賞なしという奇妙 な記録をつくることになるところだっ ...

関脇以下の2回優勝2

2019/10/12  

昭和49年十一月場所、千秋楽を迎えて横綱 北の湖2敗、小結魁傑3敗であった。魁傑は 前日伏兵の大鷲に敗れていた。北の湖の千秋 楽の対戦相手の横綱輪島は不調で8勝6敗で あった。それだけに流れは北の湖に ...

関脇以下の2回優勝1

2019/10/11  

九月場所、御嶽海が2回目の優勝を成し遂げ た。関脇で2回優勝は昭和32年の朝汐以来と 報じたメディアがあった。朝汐は最初の優勝 は9勝-9勝-12勝優勝で大関昇進はなら なかった。ところが2回目の優勝 ...

技能力士4

2019/10/10    

F1相撲といわれるほどスピード相撲を取った のが、2代目琴錦(現朝日山親方)である。 技能賞は8回受賞している。これは鶴ヶ嶺の 10回、栃錦の9回についで第3位の受賞回数 である。スピード相撲というと ...

豊昇龍の朝青龍超え発言

2019/10/8  

<豊昇龍> 九月場所、幕下の豊昇龍が苦労しながらも 勝ち越しを決めた。それだけではない。十両 昇進が決定したのである。地位は幕下東5枚 目なので、4勝3敗なら通常は上がらない。 だが、嘉風の引退と十両 ...

阿武松の系統

2019/10/6  

最近元益荒雄が退職し、元大道が阿武松部屋を継ぐことになった。元益荒雄は任期途中であり、突然な出来事であった。表向きは体調面がよくないとのことだが、実際は精神的に落ち込んでいるという話が伝わってきている ...

2020年土俵の目撃者カレンダー

2019/10/5  

七月場所の前売曜日が変わります。 興味深いテーマをこれからもお届けします。 マーク2カ所をクリックして支援して ください。 よしなに ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓にほんブログ村&nbs ...

部屋別力士数番付

2019/10/3  

最近井筒部屋が師匠の急死により、鶴竜ら 所属力士3人は陸奥部屋へ移籍した。また、 阿武松部屋は任期途中で師匠の元益荒雄が 退職することになり、元大道が部屋を継ぐ ことになった。その相撲部屋は現在45あ ...

5場所経過した2019年 年間最多勝レース

2019/10/2    ,

七月場所まで休場がありながら鶴竜と白鵬が 争っていた年間最多勝レースは、5場所経過 して、どのように変化したか。九月場所は、 横綱・大関が3人休場した。これがどのよう な影響を与えたか。5場所までの経 ...

大盛況の中、稀勢の里髷との別れの日

2019/9/30    

それは一通のメールで始まった。稀勢の里の 引退相撲が大行列だというのだ。大勢の人が 入り口に集中しているのか。と思っていたが、 そうではなかった。入場しようとする方が 長蛇の列をつくっていたのだ。それ ...

里山引退相撲レポート

2019/9/29    

里山の引退相撲が国技館でおこなわれた。 学生出身だけに母校の各学生が国技館をいく らか占めた。9月28日、里山引退相撲の様子 を追ってみよう。 <ファンに対応する里山> エントランス前には里山がファン ...

貴ノ富士暴行事件の行く末

2019/9/27  

あまりにも悪質として協会が発表した事案に、 貴ノ富士の差別・侮蔑発言があった。仕事が できない、遅い新弟子に対して、障がい者、 ひよこ、にわとり、地鶏などと呼び、しかも 返事はハイではなく、コケと言え ...

くだされた暴行2度目の処分

2019/9/26  

貴ノ富士をめぐる2度目の暴行事件。これ までの動きだが、暴行の相手はいずれも立場 の弱い付け人である。1度目は前名の貴公俊 のとき、支度部屋というまわりの目がある中 での暴行だった。2度目はそうでなか ...

井筒部屋の消滅

2019/9/25  

<井筒親方の訃報を伝える日刊スポーツ>   九月場所九日目、元逆鉾の井筒親方が亡くなられた。58歳という若さであった。九月場所前から体調が悪く入院していたという。原因は千代の富士と同じすい臓がんとみら ...

2019年十一月場所チケット事情

2019/9/24    

2019年から十一月場所のチケットが九月場所 7日目発売に変更になった。これが今年の 途中から変更になったため、周知徹底されて いない面が残った。現に初日前日に初めて 知ったという方に出会った。随分早 ...

2019年九月場所総評

2019/9/23    ,

★両横綱をはじめ休場者が多数出た。 休場者及び出場停止者は9人に及んだ。 鶴竜(途中休場) 白鵬(途中休場) 高安(全休) 逸ノ城(途中休場) 妙義龍(途中休場後再出場) 豊ノ島(途中休場) 嘉風(初 ...

■秋千秋楽 優勝御嶽海の大関取り

2019/9/22  

近年関脇以下の初優勝が珍しくなくなった。 栃ノ心 御嶽海 貴景勝 玉鷲 朝乃山 九月場所は、関脇以下初優勝組から2回目の 優勝力士をだすのか。それとも初優勝力士が まだ続くのか。千秋楽に結果が出る。 ...

■秋14日目 あってもいい幕内2部優勝

2019/9/21    ,

もはや、白鵬・鶴竜・高安不在のなかで低 レベルの優勝争いを語るのは、気が進まない。 だが、触れないわけにはいかない。まず新 入幕の剣翔。にわかに浮上しただけに当然 上位好調組との対戦は皆無である。この ...

■秋13日目 今後もおこりえる混乱場所

2019/9/20    ,

貴景勝が、対戦成績で負け越している力士の 一人が豪栄道である。貴景勝対豪栄道、結び の一番は思いがけない展開となった。貴景勝 低くあたりにいくところ、豪栄道は左上手を 取ってすぐさま投げにいって、勝負 ...

■秋12日目 向かう先はクライマックスなき場所

2019/9/19  

2敗明生対3敗隠岐の海の直接対決が、よう やく実現した。いささか遅すぎた感は否め ない。相撲は立ち合いあたりあったが、明生 が低くはいった。それでも隠岐の海が果敢に 出る。明生後退し、腰がくずれるとこ ...

■秋11日目 明暗分けた2敗組

2019/9/18    

5人が2敗といっても同列ではない。明生・ 隠岐の海は上位の強豪との対戦は皆無である。 今後明生・隠岐の海と上位好調組の取組は、 組んだとしても2番くらいになる恐れがある。 審判部に「喝」をいれるために ...

■秋10日目 5人が2敗で並んだ日

2019/9/17    

8勝1敗明生対6勝3敗新入幕剣翔、8勝 1敗隠岐の海対4勝5敗佐田の海、まったく 興味がわかない取組である。しかし、勝負は 剣翔と佐田の海が勝った。それは結果であっ て、それでも取組的にわくわく感がな ...

■秋9日目 長足の進歩朝乃山

2019/9/16  

白星の積み重ねは、ときとして力士に勢いを もたらす。それが8戦全勝の隠岐の海である。 だから3勝5敗の竜電は全勝の止め役には ならないと思い、前日(8日目)は平凡な 取組と書いてしまった。竜電には失礼 ...

■秋8日目 忘れてはいけない教訓

2019/9/15    

3連敗していた鶴竜がついに休場した。いか にも負けが込んだから休場した印象はぬぐえ ない。これで2横綱が休場という惨憺たる 場所になってきた。もう年齢的にも横綱に 大きな期待をもてないことを証明してし ...

■秋7日目 絶対的強者不在の時代

2019/9/14    

まず、上位1敗組では小結遠藤が登場。対戦 相手は同じ小結の阿炎である。四つでうまさ を発揮する遠藤か。突き押しの阿炎か。相撲 という競技は離れての戦いと組んでの戦いの 両面がある珍しい格闘技である。相 ...

■秋6日目 波乱の予感

2019/9/13  

横綱鶴竜が、大栄翔の果敢な押しにいなしで 対応。しかし、大栄翔はくずれない。ひた すら押し続ける。鶴竜、かわさんとしたが、 大栄翔つけいって、そのまま向こう正面に 押し出した。鶴竜はまさかの連敗である ...

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