<御嶽海>
ここからは対戦成績で負け越しの力士が5人
登場する。
▼対小結その2
御嶽海6(××○●○○)4遠藤
対戦成績は拮抗している。遠藤のうまさは
四つになってこそ発揮される。御嶽海はそれ
を封じるために突き押しからどんどん前に
出る相撲を取りたいところである。
御嶽海4(××××●○)1阿炎
阿炎は先手を取って果敢につっぱってゆさ
ぶりをかけたい。ただし、引きはつけこま
れる。御嶽海は落ち着いて取れば波乱は少な
いとみる。
▼対関脇
御嶽海4(●×●●×○)8栃ノ心
対戦成績は栃ノ心がリードしている。だが、
最近の栃ノ心は弱弱しいイメージが抜けきら
ない。加えて栃ノ心は後退するとこらえきれ
ない。力強い栃ノ心が戻らない限り、御嶽海
有利は否めない。
ここまでは計算できる対戦相手である。確実
に3勝しておきたいところである。
▼対大関
御嶽海7+1(○○○●×●○)5貴景勝
上記の1年間の対戦成績には九月場所の優勝
決定戦が含まれている。御嶽海は一時貴景勝
に5連勝していた。優勝貴景勝にも勝って
いる。問題は優勝決定戦で負傷した貴景勝の
治り具合である。不安をかかえている状態
なら御嶽海有利である。
御嶽海6(○●●○××)12高安
ここ2場所は対戦がないが、新入幕からの
対戦は積み重なって20番に迫ってきた。対戦
成績は高安が大きくリードしている。不安は
やはり、高安が休場の原因となった肘の具合
である。大関目指す御嶽海の集中度が上か。
御嶽海7(□○●●×○)9豪栄道
先場所、御嶽海は変化で勝った。同じ手は
使いにくい。豪栄道は強さにムラがある。
御嶽海は真っ向から当たって突き押しで、
放れて相撲を取れれば活路は開ける。
▼対横綱
御嶽海3(×○●×●×)9白鵬
晩年の白鵬にとって取りづらい相手はパワー
相撲である。後退すると危ない。御嶽海に
チャンスはある。御嶽海は引っ張り込まれる
ように、四つに組みとめられないことが肝心
である。
である。
御嶽海5(×○○●●×)7鶴竜
御嶽海に力を発揮できない体勢をつくる。
鶴竜は踏み込んでの立ち合いができるかどう
かにかかっている。御嶽海は鶴竜を後退させ
ることである。あたってどんどん前に出る
相撲がとれると勝機が出てくる。
横綱・大関戦は3勝2敗と勝ち越したいとこ
ろである。2勝3敗だと関脇以下には一番
も負けられないことになる。12勝の達成は
簡単ではない。御嶽海がどういう結果を出す
か。改めて15日間を見守りたい。
甘酒が美味しい季節になりました。
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よしなに
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