大相撲

横綱・大関に挑む10人のサムライ

2019年11月8日

2横綱・3大関が出場する十一月場所が始ま
る。今年は休場が目立っただけに千秋楽まで
取れるかどうか懸念はある。横綱・大関に
挑む関脇以下は上位に休場がなければ、東
前頭3枚目の宝富士までである。関脇から
東3枚目までで、ここ1年間の横綱・大関戦
の成績は以下である。ただし、栃ノ心は元
大関のプライドから横綱・大関に挑むサム
ライから外した。
サムライA
1年間、横綱・大関とフルに対戦している
上位は、御嶽海と北勝富士である。御嶽海は
横綱戦4勝4敗、大関戦6勝7敗と互角の
対戦成績である。鶴竜に2勝、白鵬・稀勢の
里に各1勝している。地力は十分にあること
を物語っている。十一月場所も期待がもてる。
ただ、先場所以外星が十分でないのは、下位に
取りこぼしがあるからで、これが課題になる。
190310初日幕内 1052
<2019年3月 御嶽海、鶴竜を圧倒>

北勝富士は突き押しのパワー相撲だけに、
型にはまれば横綱・大関にとってはいやな
相手になる。横綱3勝のうち、1勝は不戦勝
であり、1勝は稀勢の里である。先場所(九
月)初日、白鵬を一気に土俵の外へもって
いったことは記憶に新しい。それだけに十一
月場所の初日の白鵬戦は注目に値する。なた、
大関に7勝9敗の成績は大いに期待がもてる。
190115三日目幕内 2514
<2019年1月 北勝富士が高安から勝利>

上位で3場所連続勝ち越している力士が、
阿炎である。急速に力をつけてきた証明で
ある。ただ、横綱戦はここ1年では不戦勝
のみである。昨年(2018年)は白鵬、鶴竜に
勝利したが、負け越している。阿炎がもう
一皮むけるためには、横綱に勝っての勝ち
越しが必要である。大関戦に勝ち越している
点はりっぱである。

遠藤の横綱戦の勝利は2018年の一月場所まで
遡る。鶴竜から金星を獲得している。それ
以降、横綱戦の勝利はない。遠藤の存在価値
を示すのは横綱戦の勝利があげられる。もう
一つは勝ち越すことである。上位で3場所
連続勝ち越せば、確実な地力が認められる。

朝乃山が上位総当たり2場所目で10勝した
ことは大きい。2ケタ勝つことは相当地力を
つけてきている。特に大関豪栄道には3連勝
中だが、内容は圧倒している。逆に豪栄道は
大関の面目丸つぶれである。先場所(九月)
は横綱鶴竜に勝利した。長足の進歩は十一月
場所も続くのか。朝乃山の真価が問われる。
190913六日目幕内 801
<2019年9月 朝乃山が豪栄道に3連勝>

他に上位で2場所続けて勝ち越した大栄翔、
曲者妙義龍など油断できない力士がそろった。
大栄翔は特に大関戦に強い。妙義龍はまだ
まだ思っているうちに一気に攻めてくるとこ
ろがある。稀勢の里、鶴竜から金星を獲得
しているだけに要注意である。

今年最後の場所、10人のサムライはどのよう
な結果を残すのか。一番一番の熱戦を熱望
する。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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