■福岡2日目 本命なき場所が表面化

2日目、豪栄道が休場した。十両一山本も
同様である。休場の連鎖で早くも関取4人目
である。この流れではまだありそうな予感が
する。体重過多を医学的、科学的に真剣に
考えないと、大相撲のけが人続出は今後も
続きそうである。
豪栄道の休場によって横綱・大関リーグ戦は
3番しか実現しないという寂しさである。
大関を目指す御嶽海にしても、横綱・大関戦
は3番で、対戦がなくなった鶴竜・豪栄道戦
は代わりに平幕戦になってしまった。
2日目は白鵬、高安、貴景勝それに先場所
優勝の御嶽海に土がついた。特別驚くこと
ではない。本命なき優勝争いは最初からわか
っていたことである。とはいえ、こうもたて
続けに敗れるといささか白けるし、土俵が
いっこうに締まらない。負けが込むとさらに
休場が増える恐れがある。
白鵬、高安、貴景勝の共通点は、いずれも
あっけなく負けている点である。同じ負ける
にしても相手にいやな印象、感じを与える
ことができれば、次の対戦につながるので
ある。あっさり負けは根がなくなった、ある
いは実力の低下にしか映らない。
2日目は問題だらけの相撲であった。これが
たびたび見られるようでは、低レベルの優勝、
内容のない相撲へとつながる恐れが出てくる。
そうなると「土俵の充実」は掛け声だけに
なりかねない。

【大相撲写真館】
190211白鵬杯 067

冬の準備を進めています。
興味深いテーマをこれからもお届けします。

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この記事を書いた人

少年漫画雑誌、日経関連の編集者を経て独立。現在は大相撲を専門に取材するライター。ほぼ毎場所、自ら土俵際で撮影している。にほんブログ村 相撲・大相撲カテゴリでランキング1位。

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