大波3兄弟の末弟、若隆景が入幕を果たした。
三段目付出ながら2年4場所とスピード出世
である。なお、同じ三段目付出の豊山は1年
1場所という超スピード出世で入幕している。
若隆景の祖父は昭和22年から34年まで幕内で
活躍した時津風(元双葉山)部屋の若葉山で
ある。最高位は小結。その娘婿である父は
最高位幕下で立田川(元鏡里)部屋の若信夫
である。なお3兄弟の次男若元春は十両、
長男若隆元は幕下13枚目という相撲一家で
ある。
である。なお3兄弟の次男若元春は十両、
長男若隆元は幕下13枚目という相撲一家で
ある。
若隆景は相撲少年であった。小・中学生では
特に目立った実績はなかったが、高校3年の
とき全日本ジュニア体重別選手権で優勝した。
大学は東洋大に進学した。大学時代は全国
学生相撲選手権大会で準優勝した。これに
よって三段目付出の資格を得た。2人の兄を
追って荒汐(元大豊)部屋に入門した。
した。かつての東洋大の相撲部員村田が同じ
く三段目デビューをしていた。この場所は
村田に負け、最終的に5勝2敗の成績で終え
た。翌場所は飛躍して三段目で7戦全勝優勝
を成し遂げた。
た。翌場所は飛躍して三段目で7戦全勝優勝
を成し遂げた。
幕下に上がっても勢いはそのままで6勝1敗
と好調だった。幕下16枚目でも4勝3敗と
勝ち越した。ここで貴公俊(のちの貴ノ富
士)、徳勝龍と対戦して勝っている。ところ
が翌場所の十一月場所で初めて3勝4敗と
負け越した。負けた相手には豊ノ島がいる。
しかし、若隆景はこのままで終わらせなかっ
た。翌場所の平成30年一月場所幕下優勝で
弾みをつけた。矢後と5戦全勝同士でぶつ
かって勝利している。翌三月場所幕下西筆頭
まで番付を上げてきた。ここで4勝3敗と
勝ち越して十両入りを決めた。この場所十両
炎鵬とぶつかって勝っている。
十両に上がった若隆景だが、ここからは一挙
にというわけはいかなかった。十両は9場
所在位したが、1度も2ケタ勝利及び2ケタ
負けがなかった。8勝が5回、9勝が2回、
7勝・6勝が各1回と地味な成績に終始しな
がら、番付を上げてきた。
<新十両>
若隆景は182センチ125キロと現代では小兵の
部類に入る。得意は右四つ寄り。今年の12月
に25歳になる。三賞目指して大いに奮闘して
いただきたい。
あわただしい月末です。
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