七月場所まで休場がありながら鶴竜と白鵬が
争っていた年間最多勝レースは、5場所経過
して、どのように変化したか。九月場所は、
横綱・大関が3人休場した。これがどのよう
な影響を与えたか。5場所までの経過をまと
めてみた。
なお、対象は5場所幕内に在位した力士と
させていただいた。ただし4場所で好成績
だった友風を加えた。単なる数字の比較で
はなく、横綱大関の対戦率によってクラス
分けさせていただいた。それが以下である。
優勝した御嶽海と小結2場所経験した阿炎の
争いに変わった。ただし45勝と寂しい数字に
なった。十一月場所全勝しても60勝にしか
ならない。まして御嶽海・阿炎が全勝する
ことは考えにくい。今年も年間最多勝は低レ
ベルの50勝台になる可能性が高い。
かんじんの横綱・大関はどうなのか。休場が
増えて多くを望めない。白鵬29休、貴景勝
23休、栃ノ心・高安19休、鶴竜16休では、
最多勝は望むべくもない。白鵬は不戦敗を
入れると2場所休場したことになる。十一月
場所で優勝して、復活を印象づけたいところ
である。また、休場が多いことで、横綱・
大関の対戦率が全体で下がってきている。
御嶽海、阿炎に続くのが、ぐんぐん力をつけ
てきた朝乃山である。44勝で1勝差に迫って
いる。さらに大関豪栄道が43勝と追っている。
また、逸ノ城は横綱・大関と互角以上の成績
を残している。きっかけをつかめば、大関に
あがれる力はあるのだが。
年間最多勝レースはいよいよ納めの場所、
十一月場所を残すのみとなった。しかし、
50勝台の最多勝争いは、力が入りにくいのも
確かである。
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