大相撲

5場所経過した2019年 年間最多勝レース

2019年10月2日

七月場所まで休場がありながら鶴竜と白鵬が
争っていた年間最多勝レースは、5場所経過
して、どのように変化したか。九月場所は、
横綱・大関が3人休場した。これがどのよう
な影響を与えたか。5場所までの経過をまと
めてみた。

なお、対象は5場所幕内に在位した力士と
させていただいた。ただし4場所で好成績
だった友風を加えた。単なる数字の比較で
はなく、横綱大関の対戦率によってクラス
分けさせていただいた。それが以下である。
年間1A
年間2A
191001赤井羽根 116
<九月場所優勝した御嶽海>

5場所経過した年間最多勝争いは、九月場所

優勝した御嶽海と小結2場所経験した阿炎の
争いに変わった。ただし45勝と寂しい数字に
なった。十一月場所全勝しても60勝にしか
ならない。まして御嶽海・阿炎が全勝する
ことは考えにくい。今年も年間最多勝は低レ
ベルの50勝台になる可能性が高い。
190520九日目南門 167
<年間最多勝トップタイの阿炎>

かんじんの横綱・大関はどうなのか。休場が
増えて多くを望めない。白鵬29休、貴景勝
23休、栃ノ心・高安19休、鶴竜16休では、
最多勝は望むべくもない。白鵬は不戦敗を
入れると2場所休場したことになる。十一月
場所で優勝して、復活を印象づけたいところ
である。また、休場が多いことで、横綱・
大関の対戦率が全体で下がってきている。

御嶽海、阿炎に続くのが、ぐんぐん力をつけ
てきた朝乃山である。44勝で1勝差に迫って
いる。さらに大関豪栄道が43勝と追っている。
また、逸ノ城は横綱・大関と互角以上の成績
を残している。きっかけをつかめば、大関に
あがれる力はあるのだが。
191001赤井羽根 124
<九月場所活躍した朝乃山>

年間最多勝レースはいよいよ納めの場所、
十一月場所を残すのみとなった。しかし、
50勝台の最多勝争いは、力が入りにくいのも
確かである。

暑い日が続いています。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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