大相撲

■秋14日目 あってもいい幕内2部優勝

2019年9月21日

もはや、白鵬・鶴竜・高安不在のなかで低
レベルの優勝争いを語るのは、気が進まない。
だが、触れないわけにはいかない。まず新
入幕の剣翔。にわかに浮上しただけに当然
上位好調組との対戦は皆無である。この日の
対戦相手は琴勇輝。相撲は琴勇輝のパワーに
後退し、突き出された。
190921十四日目幕内 1018
<隠岐の海必死の勝利>

隠岐の海は小結遠藤と対戦した。相撲は、
左四つ、隠岐の海出るが、遠藤こらえて逆襲。
隠岐の海上手でふる。上手が深い位置から
隠岐の海上手投げ。遠藤外掛けで防ぐ。隠岐
の海、西土俵に遠藤を追い込む。このとき
遠藤の足がわずかに出て、隠岐の海の勝利と
なった。隠岐の海は最後で優勝を争う貴景勝
が組まれた。
190921十四日目幕内 1100
<一直線の押しで竜電を圧倒した貴景勝>

貴景勝は竜電を一直線に押し切って、3敗を
守った。御嶽海対豪栄道は、仕切り時間だけ
がやたらと長く、観客の高揚感とズレが生じ
る。そのあげく、勝負は御嶽海の変化によっ
て一瞬で決まった。
190921十四日目幕内 1148
<御嶽海一瞬の勝利>

隠岐の海、貴景勝、御嶽海の3力士が3敗の
まま千秋楽を迎える。貴景勝と隠岐の海が
直接対戦するので三つ巴とはいかない。また
貴景勝対阿炎戦が失われたことになる。取組
編成のまずさは「力士は図体がでかいが、
脳みそは小さいやつばかりだ」と言った力道
山の言葉を思い出す。

仮に隠岐の海が貴景勝に勝って、御嶽海が
遠藤に負けると隠岐の海の初優勝となる。
しかし、中身がともなわない。幕内中位・
下位からあげた白星だらけである。大関豪栄
道、関脇御嶽海、小結阿炎などとの対戦は
ない。そこで一考。隠岐の海を幕内最高優勝
ではなく、幕内2部優勝として制定すれば
いい。賜杯はない。十両以下の優勝同様、
表彰状と優勝賞金にする。賞金額は300万円
なり。これなら中身に相応する。

実際は、そうなることなく御嶽海か貴景勝が
最後まで優勝を争っていただききたい。

相撲仲間N氏と観戦。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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