貴景勝が、対戦成績で負け越している力士の
一人が豪栄道である。貴景勝対豪栄道、結び
の一番は思いがけない展開となった。貴景勝
低くあたりにいくところ、豪栄道は左上手を
取ってすぐさま投げにいって、勝負は一瞬の
うちに決まった。貴景勝の2敗単独トップは
1日で消滅した。
3敗でトップということは今場所の混乱・
波乱・深刻さを物語っている。白鵬・鶴竜・
高安が不在でこの成績である。絶対的強者
不在がもたらした場所といえる。番付は地に
落ち、取組編成は番付本意のままで膠着した。
優勝を争う力士同士の対戦は回避され続けた。
それは下手をすると優勝の権威まで脅かし
かねない。そしてそれが今後もおこりえる
恐れがある。
3敗力士は他に誰がいるのか。途中出場の
妙義龍を一気に突っ走って勝利した御嶽海。
自ら倒れこむほどで、勝負は物言いがつく
ほどきわどかったが、軍配どおり御嶽海と
なった。上位ではこの2人である。
幕内中位以下に隠岐の海がいる。星のあがら
ない輝相手に3敗を守った。これまで幕内
中位以下で星を稼いできた。ここへきて
14日目で小結遠藤戦が組まれた。にわかに
浮上したのが、新入幕剣翔である。ここに
いたっては取組的に対応限界まできてしまっ
ている。
その結果、九月場所はどうしようもないところ
まできてしまった。
相撲仲間U氏からお土産を頂きました。
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よしなに
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