上手投げ
下手投げ
小手投げ
すくい投げ
上手出し投げ
下手出し投げ
掛け投げ
首投げ
二丁投げ
櫓投げ
一本背負い
つかみ投げ
腰投げ
投げ技の続編、出し投げをみていこう。上手
出し投げは上手投げのように腕(かいな)を
かえすことはしない。上手でまわしを取り、
肘を脇につけたまま、相手の前にひきずる
ようにして倒す。栃錦の上手出し投げは強烈
で、土俵の端で打つと、反対側の土俵まで
相手が飛び出したほどである。昭和56年一月
場所、優勝決定戦で関脇千代の富士が横綱
北の湖をこの技で倒して初優勝を成し遂げた。
下手出し投げは、柏鵬が未来の大物と注目
された歴史的一番で発揮された。昭和35年
一月場所、新入幕の大鵬は初日から連戦連勝
で、ついに11連勝までいった。ここで、止め
役として選ばれたのが、小結柏戸であった。
両者若さと力をぶつけあって熱のこもった
取組になった。だが、一日の長があった柏戸
が最後下手出し投げで大鵬をしとめ、柏鵬
第一ラウンドをモノにした。
掛け投げは自分の足を相手の足にからみ上げ
といて投げる技。首投げは相手の首を取って
投げるのだから流れとかタイミングで決まる。
相手に残られると負けにつながる。二丁投げ
は自分の左(右)足を相手の左(右)足の
外側を払うように投げる。このあたりは稀に
見ることができる。
櫓投げ、一本背負い、つかみ投げ、腰投げと
なるとほとんど見かけない。重量級大相撲
ではますます困難になっている。櫓投げは
膝からももで相手のももを一度はねあげて
から投げる派手な技。一本背負いは相手の
腕を取って背負って投げる技。武蔵丸は「そ
んなのくうわけないよ」と一蹴していた。
つかみ投げは相手をつかみ上げて投げ捨てる
技。腰投げは相手を腰にのせて投げる技。
腰にのせること自体が難しい。以上は決まり
手として頭にいれておこう。
(この項目続く)
おじから荷物が届きました。
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よしなに
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