★両横綱をはじめ休場者が多数出た。
休場者及び出場停止者は9人に及んだ。
鶴竜(途中休場)
白鵬(途中休場)
高安(全休)
逸ノ城(途中休場)
妙義龍(途中休場後再出場)
豊ノ島(途中休場)
嘉風(初日から休場後引退)
青狼(途中休場後再出場再休場)
貴ノ富士(出場停止)
大勢の休場者を出す要因は、重量級大相撲、
場所数の多さなどが考えられる。つきつめて
いうとこの2つはどうにもならないのが現状
である。ということはこの状態が続くことに
である。ということはこの状態が続くことに
なる。公傷制度の復活を視野に入れるしか
ないが。横綱が不在になると土俵入り、結び
の一番がどうしてもしまらない。それと当然
だが、取組数が減少しすぎる。
★取組編成について
優勝争い本位の取組はなかった。負けが込ん
でいる力士が終盤上位にあてるなど、ちぐ
はぐな取組が多かった。終盤で優勝戦線に
いる平幕を上位にあてても、貴景勝対阿炎戦
がなくなるのでは意味がない。取組編成は
審判部まかせにしないで、チェック機関が
あってもいい。そのくらい信頼が置けない。
12勝3敗の優勝だが、3敗は朝乃山、貴景勝、
竜電によるものである。1敗は余計だった。
初優勝後大関を逃して長かった。今度こそ
大関になれるようこの優勝を生かしていた
だきたい。本人もその意志を明確にしたの
だから期待したい。
★大関に復帰した貴景勝について
優勝同点だから、予想以上の成果であった。
七月場所全休したことが、結果的によかった。
押し相撲の威力は抜群である。大関に戻っても
変わらない相撲をとっていけるよう精進して
いただきたい。横綱を目指せるのは彼しか
いない。
<大関に復帰する貴景勝>
★カド番大関について
栃ノ心の相撲は痛々しい。大関の相撲では
ない。降格はやむを得なかった。豪栄道は
カド番を抜け出したわけだが、いいときと
そうでないときの相撲に落差がありすぎる。
★上位に勝ち越し力士が目立った
鶴竜、白鵬、高安が不在、栃ノ心が不調の
せいもあって多くの上位力士が勝ち越した。
優勝を争った御嶽海と貴景勝、阿炎と遠藤の
両小結が勝ち越し。ほかに8連勝した北勝
富士、朝乃山、大栄翔が奮闘して勝ち越した。
★三賞に関して
殊勲賞御嶽海・朝乃山、敢闘賞隠岐の海・
剣翔。御嶽海は優勝争いを盛り上げた意味
合いである。朝乃山は鶴竜、2ケタ勝利した
豪栄道に勝利している。敢闘賞は11勝の隠岐
の海・新入幕10勝の剣翔が受賞した。貴景勝
は元大関とはいえ、優勝同点なのだから受賞
してもおかしくない。また炎鵬が技能賞を
受賞できなかった。彼の評価が低すぎる。
★ほかに気がついた点
手つき不十分で、仕切りをやり直しさせる
ケースが目立った。その前に呼吸があって
いない。そこから始めないと、手つき不十分
で相手の作戦を知ってしまおうという、駆け
引きに使われかねない。
★最後に場所の採点を
50点
福岡に向け始動。
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