大相撲

思い様々服部桜

2019年12月10日

十一月場所、何度か序ノ口の最初の一番から
見る機会があった。序ノ口で見たい力士は
服部桜である。出場しても敗戦を繰り返し、
4年と1場所序ノ口を務めながら、3勝しか
していなく、89連敗の記録をもつ。相撲通
には今さら下手な説明は無用の力士である。
191120十一日目幕下以下 013
<服部桜 隣は友綱(元旭天鵬)>

11日目は森麗と対戦したが、力なく寄り切ら
れた。13日目は6休の琴塚原だったが、押し
出された。どうも服部桜の勝利を目の当たり
にすることは奇跡に近いことかもしれない。
今年1年、服部桜は1勝42敗に終わった。
三月場所は八番相撲を取っているため、43番
取ったことになる。1勝は一月場所五番相撲
の峰雲(ほううん)戦である。
191120十一日目幕下以下 073
<森麗戦>

服部桜はなぜ勝てないのか、というより勝て
なくても不思議ではない、気がしている。
まず、入門から4年以上経っているのに、
いっこうに体ができていない。力士らしい
がっちりした体格や厚みが見られない。体
づくりがいっこうに進んでいない。

相撲はいかに自分が力を出せる体勢をつくる
かを、争う競技である。そのため立ち合いは
大事になる。服部桜は何をしようとして相撲
を取っているのか、不明である。あたるでも
なく、まして押していくわけでもない。得意
の四つがあるわけでもない。とりようによっ
ては無気力相撲に見えてしまう。
191122十三日目幕下以下 027
<琴塚原戦>

もっとも服部桜には複雑な事情があるという
ことを情報通が語っていた。しかし、今の
状態があと何年も続くと、単なる白星配給王
になるだけである。本当にそれでいいのだ
ろうか。様々な思いをめぐらしながら、一月
場所を迎えることになる。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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