月別アーカイブ:2022年07月

2022年7月十両めぐる幕下の熱い戦い 上

2022/7/31  

幕下優勝以外で十両を狙える地位は幕下5枚目くらいまでである。そのなかで有力候補は西筆頭金峰山、東2枚目狼雅、西2枚目菅野(かんの)である。そのほか誰が抜け出して十両昇進あるいは復帰できるか予断を許さな ...

写真で見る朝乃山三段目7番勝負

2022/7/30  

七月場所、もうひとつの見所は朝乃山の復帰である。昨年の五月場所11日目以来の土俵だから長かった。朝乃山を待ち望んだファンは暖かく迎え、かつどんな相撲を取るか注目した。朝乃山はどんな相撲を取ったのか。7 ...

元白鵬!宮城野部屋継承

2022/7/29  

元白鵬の間垣と元竹葉山の宮城野が年寄株を交換した。元白鵬は宮城野として部屋を継承することが正式に決まったわけである。これは元竹葉山が8月21日で65歳の定年を迎えることによるものである。白鵬は現役のと ...

12勝優勝が続く現代大相撲

2022/7/28  

七月場所、平幕上位の逸ノ城が12勝3敗で優勝した。これで三月場所の若隆景、五月場所の照ノ富士に続いて3場所連続12勝優勝となった。これは15日制が定着した昭和24年夏場所以降初めてのことである。もっと ...

4場所経過した2022年年間最多勝争い

2022/7/27  

七月場所が終了したことで、今年の本場所は4場所経過したことになる。七月場所はご存知のとおり、13部屋が部屋ごと休場に追い込まれ、年間最多勝に多大な影響をもたらしている。番付と異なり、年間最多勝は最も多 ...

横綱その永眠

2022/7/26  

七月場所中に元横綱2代目若乃花の訃報が報じられた。判明したのは18日だったが、亡くなられたのは16日であった。昨年4月から肺がんの闘病生活が続いて悪化していたという。まだ69歳だった。 2代目若乃花と ...

2022年七月場所総評

2022/7/25  

★初日からの田子ノ浦部屋、途中からの出羽海・鳴戸・放駒・武蔵川・佐渡ヶ嶽・玉ノ井・浅香山・片男波・伊勢ノ海・芝田山・追手風・八角部屋と部屋ごと休場が多発したが。 七月場所は全席使用になったのに、新型コ ...

■22名千秋楽 決定戦なし!先場所部屋ごと休場の逸ノ城が初優勝

2022/7/24  

今場所は結局千秋楽、13日目、14日目、8日目の順のお客さんの入りになった。14日目は多くの休場力士を出したことが影響した結果になった。と思ったらなんと千秋楽まで引きずってしまった。 三段目で北勝丸が ...

■22名14日目 しまらなくなった優勝争い

2022/7/23  

ついに12部屋に及ぶ部屋ごと休場は14日目の取組開始を12時45分へと追いやった。通常幕下以下の番数が3分される14日目は10時半過ぎが通常である。また、8月5日から東京及び周辺で巡業が始まる。どれも ...

■22名13日目激震!さらに4部屋が一挙に部屋ごと休場

2022/7/22  

13日目は平日にもかかわらず、今場所最もお客さんが入った。だが、大相撲七月場所は最終盤に来てとてつもない激震に襲われた。片男波部屋、伊勢ノ海部屋、芝田山部屋、さらに追手風部屋と4部屋が新型コロナウイル ...

■22名12日目 場所の行方

2022/7/21  

照ノ富士は12日目、先場所負けている関脇大栄翔戦である。先場所と違うのは終盤戦で対戦したことである。かなり場所に慣れてきた時期である。先場所はまだ場所の感覚がつかめない初日に敗れている。そのせいか相撲 ...

■22名11日目 深刻!拡大一途の部屋ごと休場

2022/7/20  

新型コロナウイルスの拡大は留まることを知らない。場所前田子ノ浦部屋が部屋ごと休場となっただけで済まなかった。7日目出羽海部屋が場所中部屋ごと休場という異例のケースがおきた。だが、異例ではなく始まりだっ ...

■22名10日目 新しき対決豊昇龍対琴ノ若

2022/7/19  

10日目、大阪から相撲仲間が観戦に来た。今場所2度目である。そこで出た話の一つは琴ノ若の成長の著しさであった。9日目まで2敗で優勝争いに絡んでいる。横綱・大関戦は終了した。だが、琴ノ若に立ちふさがる者 ...

■22名9日目 上位2敗組三者三様

2022/7/18  

9日目は祝日である。これまでの入りは8日目、7日目、初日の順で、9日目は土日祝日のなかで最も入りが悪かった。8日目の反動からなのか、3連休最終日という流れからなのか。とにかく休日っぽくない入りであった ...

■22名8日目 結びの一番でおきた思わぬ出来事

2022/7/17  

結びの一番で相撲史に残るハプニングが起こった。横綱照ノ富士に挑むのは上位戦初の若元春である。すでに5日目正代に勝っている。相撲は、若元春が左四つ、照ノ富士に上手を与えない絶好の体勢を築いた。この体勢か ...

■22名7日目 思いもかけない場所中の部屋ごと休場

2022/7/16  

琴拳龍、琴手計、朝乃山と三段目の取組が進む中、三段目最後の取組で出羽ノ城が休場した。これだけならどうということはないが、続く幕下最初の取組で出羽大海が休場した。おやっと思った。ともに出羽海部屋の力士で ...

■22名6日目 上位グループ2差の優勝争い

2022/7/15  

朝乃山は北勝丸に勝って3勝と快調である。朝乃山見たさに早くるお客さん。オリジナル手製グッズで応援するお客さん。取組が終わるとしばらく休憩にはいるお客さんなど様々な様相を見せている。 5勝の逸ノ城が大関 ...

■22名5日目優勝争いの中心は照ノ富士から逸ノ城へ?

2022/7/14  

照ノ富士の取組は法則に従って組まれている。初日西小結阿炎。2日目、半枚下がって東筆頭霧馬山。3日目、半枚下がって西筆頭隆の勝。半枚下がれば5日目は西前頭2枚目逸ノ城戦となるのは当然であった。なお、6日 ...

■22名4日目 巨象逸ノ城、貴景勝にパワー勝ち

2022/7/13  

幕内はサバイバル戦模様になってきた。といってもまだ4日目ではサバイバル戦の途中に過ぎない。スタートは悪いが上り調子になることだってありえる。好調かと思えた玉鷲が佐田ノ海に負けるのだから、相撲はやってみ ...

■22名3日目 横綱・大関戦3番を斬る

2022/7/12  

名古屋は雨が降り、いくぶん気温はおさえられた。それでも湿度のせいか汗ばむ。天候のせいではないだろうが、平日の前半は館内はがらがらである。七月場所は当日売りがあるが、マス席の切り売りはあるのだろうか。ま ...

■22名2日目 関脇粉砕の破壊者玉鷲・逸ノ城

2022/7/11  

朝乃山が土俵に帰ってきた。花道に姿を見せたときから館内は拍手とざわめきに包まれた。朝乃山が呼び出しに呼ばれ、土俵に上がった。対戦相手は剛士丸。武蔵川(元武蔵丸)部屋の25歳。横江の名で幕下にいたことも ...

■22名初日 気になる先場所の再現

2022/7/10  

全席使用で初日を迎えた愛知県体育館。幕内に入ってイス席はけっこううまったが、マス席中段の上に空席が目立った。初日からこれで今後大丈夫か、と気になる。しかし、冷静に考えてみれば今大相撲は人気が出る要素は ...

◆2022年7月 お知らせ 賢明な読者の皆様へ

2022/7/9  

土俵の目撃者をいつもご愛読いただき誠にありがとうございます。足を使い、この目で見た生の大相撲をお届けするために、七月場所の初日から千秋楽まで愛知県体育館で観戦します。 <2014年5月白鵬に内閣総理大 ...

2022年七月場所直前考

2022/7/8  

ここ1年、千秋楽を迎えて優勝圏内の力士は誰だったのか。それが以下である。 2021年七月場所 無敗白鵬 無敗照ノ富士九月場所 2敗照ノ富士 3敗妙義龍十一月場所 無敗照ノ富士2022年一月場所 2敗御 ...

2022年7月横綱・大関に挑む12人のサムライ

2022/7/7  

また、暑い七月場所が始まる。高安の田子ノ浦部屋はコロナ感染で部屋ごと休場のため、横綱・大関対戦圏内は上位に休場がなければ前頭東5枚目遠藤までである。 横綱戦最も相撲内容がいいのは関脇大栄翔である。照ノ ...

名古屋場所優勝物語 栃錦

2022/7/6  

栃錦の優勝は10回ある。そのうち全勝優勝は1回で、昭和34年名古屋場所で実現している。栃錦9回目の優勝であった。ところが喜びの全勝優勝となるはずが一転悲しみの全勝優勝となった。栃錦を思いもよらぬ悲劇が ...

照ノ富士の未達成優勝

2022/7/5  

五月場所、終わってみれば照ノ富士の優勝だった。これで通算7回目の優勝となった。その7回の内訳は以下である。 5月関脇 12勝3敗7月幕尻 13勝2敗 ※東京3月関脇 12勝3敗 ※東京5月大関 12勝 ...

猛暑場所から涼風場所へ

2022/7/4  

6月末から続いた猛暑日はようやく落ち着きを見せてきた。しかし、例年名古屋で行われる七月場所は力士も観客も暑さとの戦いになる。愛知県体育館は冷房の設備はあるが、さほど効かない席のほうが多い。館内にうちわ ...

史上最強の三段目朝乃山

2022/7/3  

朝乃山が七月場所から土俵に帰ってくる。朝乃山の最後の出場は2021年五月場所11日目だった。1年以上の出場停止だったわけである。博打の処罰と開きがあり過ぎる論議まであった。長かっただけに朝乃山待望の機 ...

実力ナンバー2は誰?その問題点は

2022/7/2  

七月場所の番付では貴景勝がナンバー2の位置を占めている。だが、先場所8勝7敗の貴景勝がナンバー2といってもピンとこないかもしれない。なにしろ前頭上位の琴ノ若の9勝以下の成績なのだから。貴景勝が好成績続 ...

大関貴景勝の法則

2022/7/1  

貴景勝が今年(2022年)の五月場所で大関17場所を迎えた。大関が長いといわれた佐田の山と同じになった。佐田の山は大鵬がいて苦労したが、13勝を3場所連続してあげ、横綱を決めた。大鵬戦の対戦成績はとも ...

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