朝乃山は北勝丸に勝って3勝と快調である。朝乃山
見たさに早くるお客さん。オリジナル手製グッズで
応援するお客さん。取組が終わるとしばらく休憩に
はいるお客さんなど様々な様相を見せている。
5勝の逸ノ城が大関御嶽海と対戦した。御嶽海が本調
子でない分期待はもてなかった。そうはいっても御嶽
海はカド番である。調子うんぬんより必死で相撲を
取らないと大関陥落になってしまう。しかし、相撲
は、逸ノ城が立ち合いから右四ついい体勢をつくっ
た。これでは御嶽海は多少抵抗してもどうにもなら
なかった。逸ノ城が白房下土俵に御嶽海を寄り切っ
た。逸ノ城は全勝。御嶽海は2勝4敗と苦しくなった。
![](https://dohyounomokugekisya.net/wp-content/uploads/2022/07/逸A-1.png)
照ノ富士は3連敗3連続金星配球の苦手玉鷲と対戦し
た。いつも突っ張られて一直線で持っていかれる相撲
で負けている。これでは横綱の面目丸つぶれである。
今回はどうなったか。立ち合いから離れての突き合
い。照ノ富士は下がらない。さらに突き合い。照ノ
富士がいなし気味に突き落とすと玉鷲が大きく飛んで
バランスをくずした。照ノ富士はようやく一矢報い
た。
![](https://dohyounomokugekisya.net/wp-content/uploads/2022/07/照A-2-e1657885104538.jpg)
貴景勝と宇良戦は実は2敗同士のサバイバル戦であった。
といってもまだ6日目なので誰も意識していないと思う。
貴景勝はうるさい相手に思い切ってあたって攻め込ん
だ。これがすべてだった。最後は送り出し速攻で決め
た。
![](https://dohyounomokugekisya.net/wp-content/uploads/2022/07/貴A-1-e1657885129331.png)
上位では全勝逸ノ城。1敗がいなく2敗が照ノ富士、
貴景勝、琴ノ若である。しかも逸ノ城対照ノ富士、
逸ノ城対貴景勝は終わっている。6日目で2差では緊張
した優勝争いに今のところなっていない。
こうなると逸ノ城を倒すのは誰かにテーマが移る。
逸ノ城の7日目は正代戦である。6日目は大栄翔相手
に気迫の相撲をみせたが、逸ノ城にどこまで通用する
のか。なんせ若元春にまさかの敗戦をしている正代で
ある。これから対戦する力士は阿炎、霧馬山、隆の
勝、琴ノ若、玉鷲、宇良、若元春、遠藤あたりになる
と予想される。果たして逸ノ城に土をつける力士は
現れるのか。