大相撲

■22名6日目 上位グループ2差の優勝争い

2022年7月15日

朝乃山は北勝丸に勝って3勝と快調である。朝乃山
見たさに早くるお客さん。オリジナル手製グッズで
応援するお客さん。取組が終わるとしばらく休憩に
はいるお客さんなど様々な様相を見せている。

5勝の逸ノ城が大関御嶽海と対戦した。御嶽海が本調
子でない分期待はもてなかった。そうはいっても御嶽
海はカド番である。調子うんぬんより必死で相撲を
取らないと大関陥落になってしまう。しかし、相撲
は、逸ノ城が立ち合いから右四ついい体勢をつくっ
た。これでは御嶽海は多少抵抗してもどうにもなら
なかった。逸ノ城が白房下土俵に御嶽海を寄り切っ
た。逸ノ城は全勝。御嶽海は2勝4敗と苦しくなった。

<逸ノ城、御嶽海に圧勝>

照ノ富士は3連敗3連続金星配球の苦手玉鷲と対戦し
た。いつも突っ張られて一直線で持っていかれる相撲
で負けている。これでは横綱の面目丸つぶれである。
今回はどうなったか。立ち合いから離れての突き合
い。照ノ富士は下がらない。さらに突き合い。照ノ
富士がいなし気味に突き落とすと玉鷲が大きく飛んで
バランスをくずした。照ノ富士はようやく一矢報い
た。

<照ノ富士、玉鷲にリベンジ>

貴景勝と宇良戦は実は2敗同士のサバイバル戦であった。
といってもまだ6日目なので誰も意識していないと思う。
貴景勝はうるさい相手に思い切ってあたって攻め込ん
だ。これがすべてだった。最後は送り出し速攻で決め
た。

<貴景勝、宇良を退け2敗>

上位では全勝逸ノ城。1敗がいなく2敗が照ノ富士、
貴景勝、琴ノ若である。しかも逸ノ城対照ノ富士、
逸ノ城対貴景勝は終わっている。6日目で2差では緊張
した優勝争いに今のところなっていない。

こうなると逸ノ城を倒すのは誰かにテーマが移る。
逸ノ城の7日目は正代戦である。6日目は大栄翔相手
に気迫の相撲をみせたが、逸ノ城にどこまで通用する
のか。なんせ若元春にまさかの敗戦をしている正代で
ある。これから対戦する力士は阿炎、霧馬山、隆の
勝、琴ノ若、玉鷲、宇良、若元春、遠藤あたりになる
と予想される。果たして逸ノ城に土をつける力士は
現れるのか。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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