大相撲

■22名13日目激震!さらに4部屋が一挙に部屋ごと休場

13日目は平日にもかかわらず、今場所最もお客さんが
入った。だが、大相撲七月場所は最終盤に来てとてつ
もない激震に襲われた。片男波部屋、伊勢ノ海部屋、
芝田山部屋、さらに追手風部屋と4部屋が新型コロナ
ウイルス感染による部屋ごと休場に追い込まれた。
一挙4部屋など考えられない。しかし、これが目の前
の現実である。

特に追手風部屋は、剣翔、翔猿、大奄美、遠藤、大栄
翔を抱えているだけに影響はとてつもなく大きい。
好調錦木、連続出場中の玉鷲まで休場させられた。
場内放送で,幕内休場が多数出ることは予告されて
いた。だが、結果は想像以上の激震の規模となった。

<大栄翔>

これで、幕内は42人中28人の出場になった。14番しか
組めない計算になる。十両は28人中21人が出場して
いる。取組は11番となる。幕内ほどではないとはいえ
痛手には違いない。本場所として成り立つのか、と
いう声がある。一方で興業はあと2日。しかも大入り
が予想される。苦渋の選択だが、残った力士のため
にも本場所の成立を目指すしかない、という見方が
ある。今となっては後者で行くしかなくなっている。

土俵は照ノ富士が若隆景の奇襲気味の攻めをものとも
せずに押し出した。逸ノ城は錦木から不戦勝でともに
2敗を守った。逸ノ城の14日目の対戦相手は明生に
なった。対戦相手からでは逸ノ城が有利である。

<若隆景を押し出した照ノ富士>

3敗貴景勝は正代と対戦した。大関同士の一番は、貴
景勝が勝り押し出した。貴景勝は久々の2ケタ勝利と
なった。14日目は若隆景戦である。逸ノ城が負けない
限り自力ではどうにもならない。

<大関同士の一番を制した貴景勝>

場所は激震のなか、あと2日となった。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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