大相撲

大関貴景勝の法則

貴景勝が今年(2022年)の五月場所で大関17場所を
迎えた。大関が長いといわれた佐田の山と同じになっ
た。佐田の山は大鵬がいて苦労したが、13勝を3場所
連続してあげ、横綱を決めた。大鵬戦の対戦成績は
ともかく、内容は熱戦が多かった。佐田の山と貴景勝
の相違は何か。

<貴景勝>

これまで貴景勝は幕内中位・下位で勝ちあがってきた
力士に分が悪く、2勝4敗ということをテーマで取り
上げてきた。それだけではない。貴景勝は大関になっ
た年から毎年必ず休場しているのである。今年は早く
も一月場所でおこり、大関で通算6場所になる。佐田
の山は大関17場所で2場所だった。いかに貴景勝の
大関休場が多いかがわかる。

<2022年一月場所の休場>

だから大関3場所連続の成績33勝が最高である。次が
27勝である。きたる七月場所で10勝なら26勝になる。
特に前半休場すると3場所の成績につながらない。
それが全休を含め、5場所ある。横綱昇進は3場所
連続38勝以上ほしいところである。これでは横綱に
つながらないし、貴景勝の横綱待望の機運はおこら
ない。

貴景勝はなぜ休場が多いのか。言葉をかえて言うと、
これが関脇以下なら簡単に休場できただろうか。大関
は1場所休場しても大関は維持できる。実際負け越し
た翌場所の成績は以下である。

全休で大関降格
8勝4敗3休
10勝5敗
8勝7敗
8勝7敗

<貴景勝>

さらにいうと降格しても直後の関脇で10勝以上すると
大関に復帰できる。貴景勝はこの恩恵に助けられて
いる。いわば大関の特権に甘えてきたわけである。

大関貴景勝は誰に負けているのか。七月場所の対戦
圏内で見ると以下が大関時代の負け越し・五分の対戦
相手である。

照ノ富士3勝6敗(優勝決定戦1勝1敗含む)
阿炎 1勝4敗
逸ノ城2勝3敗
宇良 1勝2敗
正代 4勝4敗
玉鷲 4勝4敗(1不戦敗あり)

<大関時代対戦負け越しの阿炎>

御嶽海、若隆景、琴ノ若とは対戦成績がつまってきて
いる。安閑とできないのが貴景勝の立場である。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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