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■22名11日目 深刻!拡大一途の部屋ごと休場

新型コロナウイルスの拡大は留まることを知らない。
場所前田子ノ浦部屋が部屋ごと休場となっただけで
済まなかった。7日目出羽海部屋が場所中部屋ごと
休場という異例のケースがおきた。だが、異例では
なく始まりだった。その後鳴戸部屋、放駒部屋と続い
た。そして10日目武蔵川部屋。今日11日目は佐渡ヶ
嶽部屋、玉ノ井部屋と7部屋に及んだ。

部屋ごと休場で関取休場は高安、欧勝馬、島津海、
一山元、東白龍、東龍、琴恵光、琴勝峰、琴ノ若に
及んだ。佐渡ヶ嶽部屋は一大勢力だけに幕下以下に
与える影響も大きい。琴ノ若は好調で三役を狙えた
だけになんとも惜しい休場となった。欧勝馬も新十両
がとんでもない場所になった。

<琴ノ若>

休場力士続出で11日目の幕下は最初の取組から塩が
入った。呼出の土俵の整備は何度も見られた。それ
でも、限界があって14時に幕下の取組は一区切りし
た。十両の土俵入りは14時15分からで15分もの待ち
時間があった。初日の取組開始は9時15分だったが、
12日目は10時20分になった。

それにしても部屋ごと休場の各力士の途中までの成績
はどのように扱われるのだろうか。最初から部屋ごと
休場の全休力士とのバランスはどうなるのか。これが
はっきりしないと予想番付など作成しようがないこと
になる。

土俵は結びの一番で熱闘が展開された。照ノ富士に対
し、豊昇龍は右四つ上手を与えない体勢での攻防。
1度体が離れるが、再度組んで左四つ豊昇龍食い下が
る。上手から揺さぶり寄り立て照ノ富士を土俵際に
追い込む。照ノ富士がしのぐと、豊昇龍今度は出し
投げ気味の連続で照ノ富士大ピンチ。しのいだ照ノ
富士が落着いてじわじわと出て最後寄り切った。豊昇
龍は大善戦といっていい。照ノ富士もよく耐えた。
この熱戦で11日目見に来たかいがあった一番となっ
た。

<熱闘照ノ富士対豊昇龍1>
<熱闘照ノ富士対豊昇龍2>
<熱闘照ノ富士対豊昇龍3>
<熱闘照ノ富士対豊昇龍4>
<熱闘照ノ富士対豊昇龍5>
<熱闘照ノ富士対豊昇龍6>
<熱闘照ノ富士対豊昇龍7>
<熱闘照ノ富士対豊昇龍8>
<熱闘照ノ富士対豊昇龍9>

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この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

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