月別アーカイブ:2019年02月

大翔鵬の出世街道

2019/2/28  

大翔鵬が入幕を決めた。モンゴルでは25番目 の入幕力士にあたる。モンゴルは平成におい て一大勢力を築いていたが、その一翼を担う までになった。モンゴル入幕力士は以下で ある。 大翔鵬は少年期に来日し、 ...

照強の出世街道

2019/2/26  

169センチ116キロの小兵で派手な塩まきの 照強がついに入幕を果たした。入門から9年 かかっての苦労の末の結果であった。まだ 24歳の若武者である。相撲は右前褌をとって の投げ技である。 照強は阪神 ...

平成最後 三月場所番付のポイント

2019/2/25  

平成最後の番付が発表された。関脇は13勝 優勝の玉鷲が東に、11勝次点の貴景勝が西もありえたが、そうはならなかった。大関は9勝2力士と0勝なのだから、関脇より弱い大関となってしまった。これは大相撲がか ...

元横綱の親方定年模様3

2019/2/24  

昭和2ケタ生まれの大鵬から隆の里までを みていこう。 この世代になると定年65歳までぶじ務める 元横綱の親方が増えてきている。大鵬、栃ノ 海、佐田の山、琴桜、三重ノ海と5人が名前 を連ねている。しかし ...

稀勢の里10番勝負5

2019/2/23    

平成28年は大関稀勢の里にとって優勝のチャ ンスがある年だった。三月場所10勝0敗で 1敗の白鵬と対戦したが敗れている。翌日 横綱日馬富士にも敗れ、13勝2敗の好成績も、 優勝は結局14勝1敗の白鵬と ...

元横綱の親方定年模様2

2019/2/22  

昭和1ケタ生まれ及びそれ以前の元横綱の 親方定年模様をみていこう。横綱の代では 双葉山から朝潮までである。 昭和36年(1961年)1月から65歳定年が施行 された。ところが昭和43年双葉山、翌年羽黒 ...

元横綱の親方定年模様1

2019/2/21  

定年まで務めあげるということは、それほど 簡単なことではない。それは相撲界とて例外 ではない。筆者は36代木村庄之助の定年祝い にかけつけたことがある。これはぶじ務め あげたお祝いとして開催されたもの ...

稀勢の里10番勝負4

2019/2/20    

平成25年、白鵬は再び連勝を始めた。一月 場所千秋楽横綱日馬富士に敗れた後、三月 場所初日安美錦に勝ってから連勝はスタート した。三月場所全勝、五月場所全勝、七月 場所13日目琴欧洲に勝って連勝は43 ...

大関の3場所連続の成績 平成12年~22年

2019/2/19  

魁皇は千代大海と並んで65場所大関在位の 最高記録をもつ。それでは両大関の出場回数 は、どうだろうか。不戦敗を数えなければ、 魁皇は大関838回出場。千代大海は851回で 千代大海が上回った。不戦敗を ...

四股名あれこれ 丸と城と王(皇・旺・桜・凰)

2019/2/18    

丸がつく最高位が幕内力士は千代丸が浮かぶ。 一方城がつく幕内力士は逸ノ城がいる。幕下 以下となると栃丸とか大野城と広がりを見せ る。「おう」は現在幕内にいないが、現役 として元幕内の鏡桜、千代ノ皇がが ...

稀勢の里10番勝負3

2019/2/17    

稀勢の里によって63連勝でストップされた 白鵬。だが平成22年十一月場所は14勝1敗で 優勝している。5連覇である。白鵬は連勝を 止められても相撲がくずれることはなかった。 そうしたなか迎えたのが翌場 ...

大関の3場所連続の成績 平成3年~12年

2019/2/16  

貴ノ浪から大関降格後関脇で10勝以上しての 復帰が始まった(横綱になった三重ノ海を別にし、最高位大関では)。関脇の場所は大関在位場所数としてカウントはしないが、復帰できる成績の場合は、連続3場所の成績 ...

稀勢の里10番勝負2

2019/2/15    ,

平成22年一月場所、横綱朝青龍が25回目の 優勝を成し遂げた。だが、場所後知人への 暴行が明るみとなり、引退を余儀なくされた。 カタチの上では自ら引退となったが、周囲の 状況から引退やむなしの流れであ ...

稀勢の里10番勝負1

2019/2/14    

引退しても元稀勢の里の人気は衰えること なく、未だ続いている。横綱としては実績を 残せなかったが、これほど相撲ファンに愛さ れた横綱は珍しい。稀勢の里は横綱時代以外 では、ガチンコの強さを発揮していた ...

大関の3場所連続の成績 昭和50年後半~平成2年

2019/2/13  

琴風は大関7場所目から30勝以上を9回連続 で達成している。これは豊山の7回連続の 記録を更新したことになる。トータルでも 半分は30勝以上の回数である。22勝以下は 大関降格時のみである。琴風は大関 ...

大関の3場所連続の成績 昭和40年代50年半ば迄

2019/2/12  

清國が大関に昇進した昭和44年7月から大関降格が2場所連続負け越しに戻った。その際降格は関脇とし、そこで10勝以上の成績をあげたら大関に復帰できるという規定が新たに生まれた。これが現在まで続いている。 ...

白鵬が語る白鵬杯

2019/2/11    ,

第9回白鵬杯が国技館で開催された。小中 学生の学年別世界大会である。相撲がもっと 盛んになるには、100年の大系を考えると 少年層が大切になる。思えば小学校の体育の 時間に相撲があった。高校には土俵が ...

横綱・大関が敗退の中、孤軍奮闘の高安が優勝

2019/2/10    , ,

日本大相撲トーナメント第43回大会が開催 された。国技館には9時50分頃到着した。 開場は11時の予定である。知った顔は以前 国技館前テント村で知り合ったY氏である。 O氏は、今回姿が見えなかった。な ...

天候に祟られる相撲

2019/2/9  

今日9日から3連休だが、同時に相撲イベ ントの3日間でもある。それが9日は首都圏 で5センチから10センチの雪が積もるという、 はなはだよろしくない天気予報が出されて いた。9日は福祉大相撲の日である ...

大関の3場所連続の成績 昭和20、30年代

2019/2/8    

15日制が定着した昭和24年夏場所以降大関に 昇進した3場所連続の成績をみていこう。 大関でいうと三根山以降になる。なお、大関 の降格が3場所連続負け越しになったのは、 昭和33年からである。大関の代 ...

大関の3場所連続の成績 現代編

2019/2/7    

大関昇進は直前3場所の成績・相撲内容が 検討される。その結果、大関昇進が決定すれ ば、使者がその旨を伝える伝達式がおこなわ れる。大関が決定した力士は決意を述べる。 大関誕生にはこれほど特別なセレモニ ...

迷走する次の横綱

2019/2/6    

相撲ファンが頭を抱える難問が「次の横綱」 である。現在の白鵬、鶴竜がいつまで横綱を 務められるのか。そう長くないという予感が する。かといって今の3大関から横綱が誕生 するというのも考えにくい。 ファ ...

初優勝の裏側

2019/2/5    ,

一月場所は先場所の貴景勝に続き、玉鷲が 初優勝した。連続初優勝である。昨年は一月 場所、栃ノ心、七月場所御嶽海とこのところ 初優勝が目立ってきている。それでは初優勝 の次点は誰だったのか。 優勝栃ノ心 ...

3横綱全員不在となった場所

2019/2/4    

一月場所は3横綱全員で初日からスタート したが、それはくずれていって結局3横綱 全員が不在となった。まず、4日目、稀勢の 里が3連敗のあと引退を表明した。続いて 2勝3敗と不調の鶴竜が6日目から休場し ...

2019年大阪場所チケット事情

2019/2/3    

日本人横綱稀勢の里の引退、他の横綱・大関 の衰退後、大阪場所のチケットが2月3日 発売された。しかし、そんなこととは関係 なかったかのような凄まじさで売り切れた。 土日は出足がはやいので、コンビニで発 ...

大相撲ショートショート

2019/2/2    

大相撲の暴力はいっこうになくなる気配が ない。鳴戸部屋という若者だけの新興部屋に おきるのだから、わからないものである。 いくら暴力決別宣言しても歴史とともに積み 重ねられてきた伝統は一朝一夕には変わ ...

貴景勝の相撲内容を検証する2

2019/2/1    ,

引き続き貴景勝の相撲内容を検証していこう。 9日目錦木 貴景勝鋭い当たりで突き起こし、そのまま 一気に錦木を土俵の外に押し出した。 <5点> 10日目大関高安 立ち合い貴景勝の当たりが優って、突き押し ...

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