大相撲

稀勢の里10番勝負1

2019年2月14日

引退しても元稀勢の里の人気は衰えること
なく、未だ続いている。横綱としては実績を
残せなかったが、これほど相撲ファンに愛さ
れた横綱は珍しい。稀勢の里は横綱時代以外
では、ガチンコの強さを発揮していた。その
なかから、稀勢の里10番勝負をピックアップ
してみた。この10番は筆者の主観で選ばせて
いただいた。むしろほかの方はどんな10番を
選ぶか興味深い。
080114二日目幕内後半 464
■初金星 平成20年一月場所横綱朝青龍線
平成18年九月場所、稀勢の里はすでに横綱
初勝利を朝青龍からあげ、殊勲賞を受賞して
いる。このときは朝青龍の一人横綱地代で
あった。稀勢の里はこのとき小結で金星では
なかった。それから8場所後、このときは
白鵬が横綱で東西に横綱が揃った時期であっ
た。
080114二日目幕内後半 471
朝青龍は前年の平成19年七月場所優勝後の
夏巡業をケガのために休場した。ところが
母国モンゴルで元気にサッカーをしている
映像が日本のテレビに流された。休場中に
サッカーをやるのはけしからん、という理由
で2場所出場停止となり、大きな騒ぎと問題
となった。

朝青龍は平成20年一月場所本場所に戻って
きた。稀勢の里は前頭筆頭。これまで小結を
4場所経験していた。このとき稀勢の里は
21歳の若武者であった。2日目早くも朝青龍
と稀勢の里の両力士は激突した。
080114二日目幕内後半 479
勝負は両力士当たりあって、稀勢の里が突き
放す。朝青龍対抗し、土俵中央での突き合い、
押し合いになった。そんななから、稀勢の里
が朝青龍のふところに入ってもろ差し。朝青
龍首投げ気味にしかけるも、稀勢の里後ろに
ついてそのまま送り倒した。稀勢の里にとっ
て初めての金星であった。
080114二日目幕内後半 490
朝青龍はこの場所の千秋楽、白鵬と1敗の
相星決戦で力相撲の末敗れたものの13勝2敗
の好成績を残した。その朝青龍を倒した稀勢
の里は10勝5敗。2度目の殊勲賞を受賞した。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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