大相撲

稀勢の里10番勝負2

2019年2月15日

平成22年一月場所、横綱朝青龍が25回目の
優勝を成し遂げた。だが、場所後知人への
暴行が明るみとなり、引退を余儀なくされた。
カタチの上では自ら引退となったが、周囲の
状況から引退やむなしの流れであった。横綱
白鵬はこの知らせに涙した。

しかし、この一月場所から白鵬の連勝はひそ
かに始まっていた。そもそも白鵬の連勝スタ
ート前は誰に負けたのか。誰に勝ってから
スタートしたのか。63連勝目は誰だったのか。
答えられる方は相撲通である。

一月場所12日目、白鵬は魁皇に敗れている。
その翌日14日目の琴欧洲から63連勝はスター
トした。朝青龍のいない土俵で、白鵬は連勝
を積み重ねていった。三月場所全勝、五月
場所全勝、七月場所全勝、九月場所全勝と
連勝はついに62まで達した。

果たして双葉山の69連勝超えはなるか。がぜ
ん注目が集まった。普段はチケットの売れ
行きがゆるやかな十一月場所。だが70連勝目
の新記録となる8日目のチケットが早くなく
なっていった。8日目が日曜という好条件も
重なった。

■63連勝でストップ 
平成22年十一月場所2日目横綱白鵬戦
白鵬は初日栃ノ心を退けて63連勝を達成。
だが、そこに立ちふさがったのが、稀勢の里
であった。稀勢の里はすでに関脇5場所を
経験していたが、この場所は前頭筆頭であっ
た。年齢は24歳であった。

相撲は長い戦いになった。論より証拠、連続
写真をご覧いただきたい。
キセ対白1A
キセ対白2A
キセ対白3A
キセ対白4A
キセ対白5A
キセ対白6A
キセ対白7A
キセ対白8A
キセ対白9A
キセ対白10A
キセ対白11A
キセ対白12A
               キセ対白13A
こうして稀勢の里は白鵬の連勝をストップ
した。平成22年十一月場所2日目は歴史的
瞬間の日となったのである。

餃子を食べました。
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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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