琴風は大関7場所目から30勝以上を9回連続
で達成している。これは豊山の7回連続の
記録を更新したことになる。トータルでも
半分は30勝以上の回数である。22勝以下は
大関降格時のみである。琴風は大関に昇進
すれば、今まで以上の努力が必要と自覚した。
いっそう稽古に励み、実績を残したことに
なる。
<琴風>
琴風の大関3場所10勝以上連続9回を破った
のが、若嶋津である。大関3場所目から13回
連続を達成した。これが連続記録の最高数字
である。この間15勝・14勝が各1場所、13勝
2場所、12勝1場所、11勝5場所などの充実
ぶりであった。ただ、この後2年余りはつい
にⅠ度も3場所10勝以上をあげられなかった。
<週刊明星の表紙を飾った若嶋津>
朝潮は大関として初めて公傷が認定された
大関である。大関3場所目のことである。
そのため負け越しの翌場所がカド番になら
なかった。なお、千代大海は公傷が3度も
ある。北天佑はもっている素材はよく、期待
が大きかった。横綱を狙えるだけの逸材で
あった。だが、ついに開花することなく、
大関としても物足りなかった。
<小錦>
小錦は横綱に近かった時期があった。だが、
外人横綱はいらないとう論文が発表される
など、外圧があった。大関としては3場所
10勝以上7回連続の記録をもっている。しか
し、全般的には成績は安定しなかった。
次回は大関陥落後10勝以上で復帰した大関が
登場する。、
バイオレンスジャックを読みました。
興味深いテーマをこれからもお届けします。
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