大相撲

大関の3場所連続の成績 昭和50年後半~平成2年

2019年2月13日

大関50−2A
琴風は大関7場所目から30勝以上を9回連続
で達成している。これは豊山の7回連続の
記録を更新したことになる。トータルでも
半分は30勝以上の回数である。22勝以下は
大関降格時のみである。琴風は大関に昇進
すれば、今まで以上の努力が必要と自覚した。
いっそう稽古に励み、実績を残したことに
なる。
琴風 
<琴風>

琴風の大関3場所10勝以上連続9回を破った
のが、若嶋津である。大関3場所目から13回
連続を達成した。これが連続記録の最高数字
である。この間15勝・14勝が各1場所、13勝
2場所、12勝1場所、11勝5場所などの充実
ぶりであった。ただ、この後2年余りはつい
にⅠ度も3場所10勝以上をあげられなかった。
週刊明星 2月3日号 1983年No.6 
<週刊明星の表紙を飾った若嶋津>

朝潮は大関として初めて公傷が認定された
大関である。大関3場所目のことである。
そのため負け越しの翌場所がカド番になら
なかった。なお、千代大海は公傷が3度も
ある。北天佑はもっている素材はよく、期待
が大きかった。横綱を狙えるだけの逸材で
あった。だが、ついに開花することなく、
大関としても物足りなかった。
KONISHIKI
<小錦>

小錦は横綱に近かった時期があった。だが、
外人横綱はいらないとう論文が発表される
など、外圧があった。大関としては3場所
10勝以上7回連続の記録をもっている。しか
し、全般的には成績は安定しなかった。

次回は大関陥落後10勝以上で復帰した大関が
登場する。、

バイオレンスジャックを読みました。
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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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