大相撲

迷走する次の横綱

2019年2月6日

相撲ファンが頭を抱える難問が「次の横綱」
である。現在の白鵬、鶴竜がいつまで横綱を
務められるのか。そう長くないという予感が
する。かといって今の3大関から横綱が誕生
するというのも考えにくい。

ファンが求めているのは若くて強い横綱で
ある。横綱になるほどだから強いのは当然と
思いがちだが、過去には弱い横綱、物足り
ない横綱を誕生させてきた経緯がある。横綱
昇進規定第1項に「品格力量抜群」がある。
ところがこれは第2項の「2場所連続優勝」
とは必ずしも相いれない。ここに真に強い
横棚が誕生しない要因がある。
181226赤ちゃん抱っこ 618
<貴景勝>

今、最も大関に近いのは貴景勝である。ここ
3場所の成績は、現役3大関よりいい。相撲
に破壊力もある。ただ突き押しだけで横綱に
なれるかというと、まだ疑問符がつく。かと
いって身長からいって四つ相撲を身につける
ことは容易でない。貴景勝の横綱は今の
突き押し相撲をさらに鋭く、スキのないもの
に完成できればという条件つきになる。

幕内で貴景勝の次に若い阿武咲は、期待され
る逸材である。だが、どうも一皮むけない。
こちらも真っ向からの突き押し相撲だが、
勝ち進める段階まで来ていない。どこで化け
るか。すべてはそれからである。
北の富士!
<北の富士>

佐田の山が横綱に昇進したのは昭和40年一月
場所後だった。それから5年経ってようやく
北の富士・玉の海の横綱が誕生したのである。
当時は大鵬が晩年だったが、まだ現役だった。

次の横綱はいつ、どういうカタチのなかで
誕生するのか。難しい場面に直面している。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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