相撲ファンが頭を抱える難問が「次の横綱」
である。現在の白鵬、鶴竜がいつまで横綱を
務められるのか。そう長くないという予感が
する。かといって今の3大関から横綱が誕生
するというのも考えにくい。
ファンが求めているのは若くて強い横綱で
ある。横綱になるほどだから強いのは当然と
思いがちだが、過去には弱い横綱、物足り
ない横綱を誕生させてきた経緯がある。横綱
昇進規定第1項に「品格力量抜群」がある。
ところがこれは第2項の「2場所連続優勝」
とは必ずしも相いれない。ここに真に強い
横棚が誕生しない要因がある。
今、最も大関に近いのは貴景勝である。ここ
3場所の成績は、現役3大関よりいい。相撲
に破壊力もある。ただ突き押しだけで横綱に
なれるかというと、まだ疑問符がつく。かと
いって身長からいって四つ相撲を身につける
ことは容易でない。貴景勝の横綱は今の
突き押し相撲をさらに鋭く、スキのないもの
に完成できればという条件つきになる。
幕内で貴景勝の次に若い阿武咲は、期待され
る逸材である。だが、どうも一皮むけない。
こちらも真っ向からの突き押し相撲だが、
勝ち進める段階まで来ていない。どこで化け
るか。すべてはそれからである。
佐田の山が横綱に昇進したのは昭和40年一月
場所後だった。それから5年経ってようやく
北の富士・玉の海の横綱が誕生したのである。
当時は大鵬が晩年だったが、まだ現役だった。
次の横綱はいつ、どういうカタチのなかで
誕生するのか。難しい場面に直面している。
ニュースでネットオークションの悪用が
報道されました。
興味深いテーマをこれからもお届けします。
興味深いテーマをこれからもお届けします。
マーク2カ所をクリックして支援して
ください。
ください。
よしなに
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
↑↑↑↑↑↑↑↑