丸がつく最高位が幕内力士は千代丸が浮かぶ。
一方城がつく幕内力士は逸ノ城がいる。幕下
以下となると栃丸とか大野城と広がりを見せ
る。「おう」は現在幕内にいないが、現役
として元幕内の鏡桜、千代ノ皇ががんばって
いる。江戸から脈々と続く大相撲だが、実は
これらは新しい四股名の傾向なのである。
歴史的に最初に幕内に登場したのが「おう」
である。第1号は琉王である。昭和45年十一
月場所の入幕である。第2号は大旺である。
「おう」の分類に入れていいのか微妙なのが
第3号の鳳凰である。第4号が力櫻である。
正直ここまでは字もまちまちだし、相撲ファ
ンもそれほど意識のなかに「おう」はなかっ
たのでは、と思われる。
<魁皇>
「おう」をビッグしたのはなんといっても
第5号の魁皇であろう。大関であり、優勝も
あり、人気があった。白鵬に破られるまでは
通算最多勝利の記録の持ち主でもあった。
このあと龍皇(第8号)、千代皇(第10号で
入幕当時はこの名)と続いた。
もう一方は王の字である。第6号の春日王、
第7号の普天王がでて流れはこの2つが中心
になってきている。といっても現役に第9号
の鏡桜がいる。しかし、桜という字はどう
しても「さくら」と読みたい心理が働くので、
今後主流になることはないと思われる。
<ザンバラ時代の逸ノ城>
次に幕内に登場したのが城である。元祖は
青葉城である。解説の玉の海さんは「とう
とう城まででてきましたか」と発言したのを
覚えている。実は幕内力士では城のつく四股
名は少なく、若ノ城と現役の逸ノ城しかいな
い。今後広がっていくのか、何とも微妙な
位置づけである。
丸の元祖は武蔵丸である。いわずと知れた
横綱であり、優勝が12回ある。予想を超えた
実力の持ち主であった。西郷どんに似ている
といわれた。第2号は潮丸である。あとは
現役で臥牙丸、千代丸、大翔丸と続いている。
丸は比較的つけやすのでじわーと増えていく
可能性はある。
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