昭和2ケタ生まれの大鵬から隆の里までを
みていこう。
この世代になると定年65歳までぶじ務める
元横綱の親方が増えてきている。大鵬、栃ノ
海、佐田の山、琴桜、三重ノ海と5人が名前
を連ねている。しかし、長生きかと言うと
必ずしもそうは言えない。
佐田の山は男性の平均寿命くらいまでいった。
佐田の山、栃ノ海、北の富士は最終年寄名
だけを記すのは、実態とかけ離れているので、
詳細に表記させていただいた。栃ノ海は現在
も存命中で現在80歳である。3月に81歳に
なる。80歳を超えたのは定年制施行以降3人
目である。栃ノ心が大関昇進の日に春日野
部屋を訪れている。
<大鵬の死去を伝える日刊スポーツ号外>
解説の北の富士さんは、理事選挙の高砂一門
内候補からはずされ、嫌気がさして協会を
退職した。理事長だったかつての兄弟子佐田
の山は「何も辞めなくても」と残念がって
いた。それを知ったNHKが即、専属解説者
として迎えた。現在76歳だが、3月に77歳に
なる。
大鵬は72歳という若さで亡くなられた。その
あと3年以内に北の湖理事長が場所中に急死
した。千秋楽、協会員は喪章をつけて仕事に
望んだ。まだ61歳だった。翌年の7月に千代
の富士が61歳の若さで亡くなられた。大横綱が
若くして相次いで死亡したことに驚愕した。
<北の湖の協会葬一般>
上記3人に加え、柏戸、隆の里は50代、琴櫻
は66歳だから、まだまだ、横綱短命の傾向は
残っていたことになる。途中離職した輪島の
訃報は昨年のことだった。70歳という若さで
あった。2代目若乃花の離職は健康上の理由
だった。
今後、元横綱親方はまず運動と食事で体重を
落とし、健康に気をつけた生活をおくるよう
に心がけないと寿命に直結しないのかもしれ
ない。
(この項目続く)
日韓関係が深刻です。
興味深いテーマをこれからもお届けします。
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