2014年4月– date –
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大相撲
平幕優勝を検証する1
幕内優勝は歴史とともにかなり合理的に進化してきた。しかし、まだ不足はある。1つは成績によって優勝賞金を決定すること。2つ目は平幕優勝は出場した横綱・大関全員と対戦した場合に限るという優勝者資格制度である。今回は後者に着目した。幕内最高優勝... -
大相撲
五月場所新番付から
24日に五月場所の番付が発表された。鶴竜の横綱昇進で2001(平成13)年以来3横綱になった。一見華やかだが、3横綱がそろって好成績をあげるのは容易ではない。15日制が定着した1949(昭和24)年以降3横綱時代は106場所ある。番付上は4横綱でも場所前に... -
大相撲
八百長問題、その後
3月31日付の朝日新聞に目を引く記事が掲載されていた。特別調査委員会が元春日錦に八百長の事情聴取したときの音声録音を入手したとして、その内容が記載されていた。これは朝日新聞の特ダネである。また、「大相撲、八百長防止は今」として八百長問題は... -
大相撲
42年前の事実上の無気力相撲
無気力相撲というと気力のない相撲、敢闘精神のない相撲を意味すると考えるのが通常である。しかし、八百長が発覚した2011年、協会が八百長といわず、故意による無気力相撲と表現していたこともあった。現在も続いている制度に監察委員がある。杉山桂四郎... -
大相撲
明日のホープ
ファンの期待に応えられるのが英雄の条件であるなら、近年は英雄が少ない時代といえる。幕下時代これは逸材だと思った力士に澤井(豪栄道)、景山(栃煌山)、阿覧、魁聖、碧山、土佐豊、栃乃若、佐久間山(常幸龍)などかいたが現状は頭打ちである。学生... -
大相撲
巨漢大相撲で失われたもの
大相撲は体重制がないから面白いという。その反面、「大相撲は体重制はありませんが、全員ヘビー級です」というセリフは空手バカ一代(原作梶原一騎 漫画つのだじろう)という漫画にでてくる。そこで各スポーツの体重の階級を調べてみるとプロボクシング... -
大相撲
新横綱の通信簿
鶴竜は新横綱となる五月場所でどんな相撲を取るか。新横綱というとどうしても行事や激励会が多くなり、土俵に集中しにくい状態になりがちである。これまで新横綱はどんな成績をあげてきたのか。千代の山以降日馬富士まで30人を検証してみよう。30人の成績... -
大相撲
消費税は相撲人気にどう影響する
大阪場所は昨年同様人気は上々で最後の3日間、13日目から千秋楽は早々とチケットがなくなっていた。観客数は昨年より約3100人増と好調であった。ところで五月場所以降は消費税で入場料が値上げする。しかもチケットは百円単位なので、実質消費税以上の値... -
大相撲
横綱昇進、その成績3
双羽黒が優勝することがないうちに付け人が脱走したり、親方夫妻と喧嘩沙汰や暴力沙汰になり、協会員を脱退せざるを得なくなった。まだ若い横綱が協会を離れるなど前代未聞のことであった。力士会はこんなときこそ解決に踏み出すべきだと思うが、会長の千... -
大相撲
横綱昇進、その成績2
横綱は大鵬、柏戸が長い間勤めてきたが、柏戸は成績が芳しくなかったが、代わりの横綱がおらず、辞めたくても辞めにくかった。成績は9勝6敗が目立っていた。それでも新横綱誕生を待てずに引退した。柏戸引退4場所後、大鵬も衰える中、北の富士、玉乃島... -
大相撲
横綱昇進、その成績1
鶴竜は10勝5敗-9勝6敗-9勝6敗-14勝1敗優勝同点-14勝1敗優勝で横綱昇進を果たした。この間優勝1回、通算56勝19敗の成績である。旭富士以降8人続いた2場所連続優勝による横綱昇進の記録はストップした。それではほかの力士はどの程度の成績で...
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