大相撲

消費税は相撲人気にどう影響する

2014年4月12日

大阪場所は昨年同様人気は上々で最後の3日間、13日目
から千秋楽は早々とチケットがなくなっていた。観客数は
昨年より約3100人増と好調であった。

ところで五月場所以降は消費税で入場料が値上げする。
しかもチケットは百円単位なので、実質消費税以上の
値上がりになっている。これが相撲人気にどう影響する
か。ベースアップをしたのは大手企業だけで、日本の
企業の大部分は中小・零細企業である。値上がりは大
相撲のチケットだけではない。大部分の国民が生活防衛に
走っているが、大相撲ファンはどうか。

4月12日五月場所の前売りが始まった。8時45分の時点で
約1200人が国技館窓口にチケットを求めて来ることが判明
した。大相撲人気は快調とみていい。何人かに話をきいた。
溜まり席を狙う方が複数いた。二人桝席を希望する方、
相撲好きで地方場所も日帰りで行く方、始めてなので
両国駅の逆方向である回向院方向へいってしまっと笑う方、
ここまではまだ穏やかだった。

しかし、実際チケットを発売すると比較的早い時刻に
チケットを求めた人から枚数がかなり制限され、希望の
席を求められないという不満が続出した。お茶屋や協会
関係者がいいところをあらかじめ押さえたのか、かなり
不可思議な席のなさだった。特に千秋楽が。

発売初日は熱心な相撲ファンが殺到したこともあり、
消費税の影響は少ないとみた。なお、異例だが、八角
親方(元横綱北勝海)がチケットを求めてアリーナで
待っているお客さんにお礼を述べたことを付記して
おこう。
<写真は五月場所の案内>
大相撲案内

 

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denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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