月別アーカイブ:2023年11月

2023年架空年間三賞

2023/11/30  

年間三賞はかつて日刊スポーツが制定していた。大関への登竜門と言われるほどの受賞者を輩出してきた。今年も大相撲は全日程を終了した。あらためて架空年間三賞を制定してみよう。 最初に今年実際の三賞の受賞者を ...

2023年年間最多勝最終形

2023/11/29  

混迷の時代の今年の年間最多勝が確定した。それが以下である。単なる数字の比較ではなく、横綱・大関との対戦率によってクラス分けした。対象は幕内在位6場所の力士とした。6場所幕内在位力士は30名である。幕内 ...

2023年十一月場所総評

2023/11/28  

★今場所の優勝争いについて 優勝争いの戦いは2敗同士の霧島対琴ノ若(12日目)と霧島対熱海富士(14日目)の2番である。ともに最高に盛り上がった。惜しむらくは13日目に2敗熱海富士対3敗琴ノ若戦がなか ...

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2024年一月場所私製番付

2023/11/27  

予想番付ではなく、私製番付にこだわる理由。1.幕内は横綱・大関との対戦圏内とそうでないものの二部制である2.番付は関脇以下を編成するもの そこから導き出される結論は次である。横綱・大関との対戦を除外し ...

■23福岡千秋楽 霧島有終の美を飾る13勝優勝

2023/11/26  

まず、最初に驚かされたのは、十両11枚目2勝12敗日翔志と幕下筆頭5勝1敗の尊富士が組まれたことである。日翔志は幕下落ちが決定的、尊富士は十両昇進が確定的だから入れかえ戦ではない。これほど星に差がある ...

■23福岡14日目 実力通り!霧島が熱海を寄り切り単独トップ

2023/11/25  

霧島か熱海富士か。二人の対戦は初顔となる。熱海富士の大関戦は貴景勝に優勝決定戦を含み2敗、豊昇龍に1勝である。霧島左四つ、熱海富士右四つのけんか四つ。 14日目今場所のクライマックスを迎えた。仕切りの ...

■23福岡13日目 優勝争う力士同士の対戦なき中で3敗組皮肉な後退

2023/11/24  

13日目は各段の優勝及び優勝決定戦進出者が決まる日である。序ノ口優勝はウクライナの安青錦。序二段は城間と大凜山との間で優勝決定戦になった。三段目は大昇龍が優勝した。 幕下は11枚目北はり磨と42枚目聖 ...

■23福岡12日目 二大決戦を斬る

2023/11/23  

この日3敗の一山本は一転して三役から平幕の錦木と対戦した。3敗はまだ圏内だし、展開によってはチャンスが出てくる。実際相撲は、終始攻めた一山本が寄ると、錦木は正面土俵に足を踏み出した。この結果一山本は3 ...

■23福岡11日目 期待の一番に熱戦なし

2023/11/22  

幕下西筆頭尊富士が千代の海を破り、5勝1敗と大きく踏み出した。現在、十両から幕下落ちとなる予想が東龍、日翔志、伯桜鵬なので十両昇進が有力となってきた。調子を上げてきた若隆景も元十両栃武蔵に勝って4勝と ...

■23福岡10日目 2023年十一月場所のゆくえ

2023/11/21  

まず、優勝ラインだが、普通に考えれば12勝になりそうである。昨年は4場所、今年は3場所が12勝優勝である。先場所は11勝1位であった。混迷の時代は場所前の優勝予想を困難にし、優勝レベルを引き下げてきた ...

■23福岡9日目 サバイバルマッチで浮上したのは琴ノ若

2023/11/20  

幕下で若隆景と尊富士が登場した。まず、若隆景は大辻と対戦した。大辻は昨年土俵の目撃者の幕下のホープで取り上げた。幕下成績は先場所まで68勝56敗2休である。2勝2敗同士の対戦は若隆景の出足鋭い速攻相撲 ...

■23福岡8日目 まさに混迷の時代!上位1敗消える

2023/11/19  

若隆景が幕下で登場した。成績は1勝2敗とはなはだよくない。対戦相手はベテラン海龍である。若隆景は今場所最高の速攻出足相撲で押し出した。まだ試練は続きそうだが、これで明るい材料が見えてきた。 中日8日目 ...

■23福岡7日目 前半最後の波乱!琴ノ若1敗貴景勝2敗

2023/11/18  

幕下西筆頭尊富士は2勝1敗同士で深井と対戦した。相撲は、尊富士の出足速攻相撲で押し出した。尊富士は3勝1敗で勝ち越しまであと1勝。十両入りな1番でも多く勝っておきたいところである。なお、尊富士は、今場 ...

■23福岡6日目 琴ノ若三役ただ一人全勝

2023/11/17  

若隆景が幕下で登場した。しかし、時津海の息子木龍皇にいいとろなく、寄り切りで敗れた。これで1勝2敗である。まだ本調子ではなさそうな感じである。せっかく若隆景の取組が見られてもファンは心配になってくる。 ...

■23福岡5日目 大関・関脇充実の序盤戦

2023/11/16  

幕下注目の尊富士は元十両の白鷹山のはたき込みに敗れ、2勝1敗となった。幕下はどんな力士も苦戦する。幕下西筆頭の尊富士がここを勝ち越せるか否かで今後の運命が決まる。残り4番は重要かつ勝負をかけた戦いにな ...

■23福岡4日目 貴景勝の横綱は最初からない

2023/11/15  

大関に波乱が生じた。まず、霧島が高安と対戦した。高安があたり勝って攻め立て、突き落としを決めた。高安の流れるような攻めが功をそうした。連日気迫あふれる相撲を取っていた霧島もこの日はなすすべがなかった。 ...

■23福岡3日目 琴ノ若、苦戦の中から大逆手で逆転勝ち

2023/11/14  

今日は学生の団体がかなり大勢観戦に訪れた日だった。それもマス席を含めて占めていた。応援紙に城北高校卒業生頑張れの文字が見えた。帰りは多数の学生があふれるなかの通路・階段であった。 今日はきわどい相撲が ...

■23福岡2日目 大栄翔戦でみせた豪ノ山の凄さ

2023/11/13  

土俵の目撃者が十一月場所幕下最大の焦点にあげた尊富士が十両の土俵にあがった。初日に続き連日の出場である。初日は欧勝海を寄り切っている。今日の対戦相手は千代栄である。体格はかなり違って千代栄が大きい。そ ...

■23福岡初日 3大関そろって好スタート

2023/11/12  

大相撲十一月場所が始まった。休場続きで幕下まで番付を下げた若隆景が登場した。館内は久々の若隆景にわいた。対戦相手は馬力相撲の嘉陽である。若隆景は押し込まれ白星発進とはいかなかった。 幕内で満員御礼とな ...

◆2023年11月お知らせ 賢明な読者の皆様へ

2023/11/11  

土俵の目撃者をいつもご愛読いただき誠にありがとうございます。足を使い、この目で見た生の大相撲をお届けするために十一月場所初日から千秋楽まで福岡国際センターで観戦します。福岡からこの目で見た大相撲、新た ...

2023年十一月場所直前考

2023/11/10  

巡業に途中から参加した横綱照ノ富士が休場となった。今年フル出場は1場所である。横綱は休場しても地位はそのままである。それだけに、今度出場するときは間違いなく進退をかけた場所になる。照ノ富士は待ったなし ...

令和好成績事情

2023/11/9  

去る九月場所は好成績者が11勝2人という低迷ぶりであった。12勝以上の好成績者皆無は令和初であった。令和は21場所を経過した。11勝以上の成績2人は今回を除けば2場所あった。いずれも最高成績は12勝で ...

美ノ海の出世街道

2023/11/8  

美ノ海こと木崎少年は5歳から相撲を始めた。根っからの相撲少年であった。相撲を生かすべく名門城北高校、日大に進学している。その後木瀬(元肥後ノ海)部屋に入門した。十両まで上がりながら慢性的な首の痛みで引 ...

十一月場所幕下最大の焦点

2023/11/7  

幕下以下を負け越しなしで十両入りすることは容易ではない。貴花田、朝青龍、白鵬でも達成できなかった。現役で序ノ口から負け越しなしで十両昇進を決めた力士がいる。宇良、北勝富士、熱海富士、北青鵬である。北青 ...

かくありたい横綱

2023/11/6  

貴景勝が「チャンスを生かしたい」と発言している。また一部メディアに貴景勝の横綱挑戦があるかのような記事があった。全休-11勝の貴景勝がどうなれば横綱につながるのか。12勝優勝はスキあり優勝。貴景勝の1 ...

狼雅の出世街道

2023/11/5  

狼雅の名を知ったのは、序二段のときであった。このとき番付を下げて出場した照ノ富士と7戦全勝同士で優勝決定戦をおこなった。そこでなんと狼雅が勝ってしまったのである。筆者は大阪府立体育館内で観戦していた。 ...

朝潮死去!67歳の別れ

2023/11/4  

大ちゃんの愛称で親しまれた大関朝潮が小腸がんで亡くなっていたことが3日判明した。67歳という若さだった。春先から体調すぐれず、闘病生活だったという。 朝潮の名は5代目だった。3代目は春秋園事件で脱退し ...

東白龍の出世街道

2023/11/3  

東白龍こと白石少年が相撲を始めたのは10歳のときだった。それは途切れることなく、中学、高校と続いた。中学3年のとき白鵬杯に参加している。大学は東洋大に進学した。4年のとき全日本選手権で8強までいき、三 ...

2023年十一月場所チケット事情2

2023/11/2  

十一月場所まであと11日となった。力士は福岡にのり込んだ。番付も発表された。大相撲の機運は盛り上がってきた。11月2日現在、チケット事情はその後どう変化したか。 <十一月場所のポスター> 千秋楽は前回 ...

北の若の出世街道

2023/11/1  

北の若は10歳から相撲を始めた相撲少年であった。小学校、中学校で実績をあげ、高校は地元の山形を離れた。名門埼玉栄高校に進学した。相撲部で鍛えられ、八角(元北勝海)部屋に入門した。きっかけは北の富士さん ...

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