大相撲

十一月場所幕下最大の焦点

幕下以下を負け越しなしで十両入りすることは容易
ではない。貴花田、朝青龍、白鵬でも達成できなか
った。現役で序ノ口から負け越しなしで十両昇進を
決めた力士がいる。宇良、北勝富士、熱海富士、北
青鵬である。北青鵬にはコロナ部屋ごと休場が1場
所あるが、これはカウントされない。

ところが幕下にこの記録に挑む力士が現れた。尊富
士である。尊富士とはどんな力士なのか。

<序ノ口時代>

尊富士
青森県出身 伊勢ヶ濱(元旭富士)部屋 24歳
最高位幕下筆頭 幕下成績17勝4敗

鳥取城北高校から日大という名門コースを歩んだ下
地があった。序ノ口、序二段7戦全勝で優勝した。
序二段では九月場所幕下優勝決定戦に進出した大青
山と対戦して勝っている。三段目で東俊隆に敗れ、
連勝は17でストップした。東俊隆は現在幕下の36枚
目である。

<大青山に勝って7勝>

尊富士は序ノ口から三段目まで20勝1敗である。幕
下は簡単ではなく、苦戦する力士は多い。ところが
尊富士は6勝1敗、6勝1敗、5勝2敗で通過して
幕下筆頭まできた。九月場所は幕下優勝の日翔志に
負けている。

<幕下勇磨をはたき込み>

さて幕下西筆頭の尊富士は勝ち越せるのか。西筆頭
のここ1年の成績は以下である。
湘南乃海 5勝2敗
石崎(朝紅龍)2勝5敗
照強 3勝4敗
川副(輝鵬) 5勝2敗
炎鵬 全休
勇磨 4勝3敗

勝ち越しは3人である。尊富士の相撲は幕下最大の
焦点である。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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