大相撲

令和好成績事情

2023年11月9日

去る九月場所は好成績者が11勝2人という低迷ぶり
であった。12勝以上の好成績者皆無は令和初であっ
た。令和は21場所を経過した。11勝以上の成績2人
は今回を除けば2場所あった。いずれも最高成績は
12勝であった。

<米大統領(当時)から表彰>

令和はこのケースで始まった。平幕朝乃山が12勝、
横綱鶴竜が11勝で、朝乃山が優勝した。もっとも朝
乃山は上位との対戦は十分とはいえないなかでの優
勝だった。アメリカ大統領の表彰を受けた。

11勝以上の成績で横綱・大関が一人もいない場所が
5場所あった。今年は2場所と目立っていた。
令和5年三月場所
霧馬山と大栄翔が優勝決定戦をおこなったことは記
憶に新しい。
令和5年七月場所
豊昇龍と北勝富士が優勝決定戦で戦った。

<今年三月場所霧馬山と大栄翔の千>

令和で11勝以上が6人出たことが2場所あった。
令和2年一月場所。
徳勝龍14勝、正代13勝、大関貴景勝・北勝富士・霧
馬山・豊山が11勝であった。霧馬山は新入幕だった。
コロナ前の出来事だった。

もう1場所は令和3年十一月場所であった。横綱照
ノ富士15戦全勝、大関貴景勝・阿炎が12勝。関脇御
嶽海・関脇隆の勝・北勝富士が11勝だった。
照ノ富士は連続優勝であった。

<照ノ富士>

九月場所は混迷の時代の極限だった。十一月場所は
払拭できるのか。初日は3日後に迫ってきた。

 

当サイトはブログランキングに参加しています、どうか応援をお願いいたします!

【ブログランキング】で、土俵の目撃者を応援して頂けるかたは↓をクリック


【日本ブログ村】で、土俵の目撃者を応援して頂けるかたは↓をクリック
にほんブログ村 格闘技ブログ 相撲・大相撲へ
にほんブログ村
  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

-大相撲

Copyright© 土俵の目撃者(毎日更新) , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.