大相撲

魁聖引退大相撲模様

2023年10月1日

10月1日、魁聖の引退大相撲が関係者だけでおこな
われた。魁聖ほどの人物ならお客さんをいれても十
分いけそうな気がするが、そうはならなかった。魁
聖とはどんな力士だったのか。

<エントランスでの魁聖>

魁聖 ブラジル出身 友綱(元魁輝)部屋
最高位関脇 敢闘賞3回 幕内在位60場所
ブラジル出身はこれまで3人関取がいたがいずれも
十両止まりだった。
忘れられない一番は2018年七月場所10日目の大関高
安戦である。結びの一番で勝った時の館内のどよめ
きと反応がすごかった。
引退後現在は浅香山(元魁皇)部屋に移籍している。

引退大相撲には知り合いが断髪式に参加した。その
様子を電話できいてみた。また、写真を数枚送って
いただいた。

11時、入場。エントランスで魁聖と夫人が関係者と
記念写真におうじていた。断髪式は12時に始まった。
席は正面、東西が使用された。まず後援会会長と挨
拶に立つのは魁聖だけでなく、浅香山も立った。か
なり異例のカタチだ。

<ハサミを入れる熱海富士>

断髪が始まった。人数の発表はなかった。時間の都
合上、元安美錦の安治川、照ノ富士、翠富士、熱海
富士は先にハサミを入れた。粛々と断髪は続いた。
女性枠もあり、こちらもかなりの方が参加した。そ
の中に琴剣夫人がいた。

肉親では妹、母、夫人、そしておかみさんが続いた。
弟、そして浅香山部屋力士全員がハサミを入れた。

<元旭天鵬の大島がハサミを入れる>

力士として、天照鵬、千代丸、宝富士が参加した。
親方として元旭日松の桐山、元千代ノ国の佐ノ山、
元石浦の間垣、元誉富士の楯山、元白鵬の宮城野、
元智ノ花の玉垣、元旭富士の伊勢ヶ濱、そして引退
時の師匠元旭天鵬の大島がハサミを入れた。最後は
元魁皇の浅香山がとめばさみ入れた。二人で一礼を
して断髪式は終了した。始まってから2時間20分経
過していた。

<浅香山と魁聖が一礼>

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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