2017年6月– date –
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大相撲
高安優勝の条件
新大関高安が再び優勝を口にしている。意欲と自信の裏づけがあるのだろうが、現実的にどうなのか。先場所は14日目、千秋楽と連敗し、結局11勝4敗で終わっている。三月場所は12勝と上位で自己最高の成績の成績をあげている。<賜杯>イメージだけでは、時... -
大相撲
白鵬、通算1048勝へ追撃
七月場所の見所の一つに、白鵬の通算勝利数がある。全休、途中休場を含む5場所連続12勝未満が続いただけに、ファンをやきもきさせたが、先場所全勝優勝して魁皇の1047勝が見えてきた。現在白鵬は通算勝利数1036勝。七月場所、白鵬が12勝をあげれば、単独... -
大相撲
番付のからくり
番付。それは力士、行司、年寄、呼出しなどが1枚の紙あるいは板に縦書きに書かれたランキングである。行司が独特の相撲字で書き、地位が高いほど大きい文字が書かれる。原版は縦109×横79センチに書き、和紙に縮小印刷される。番付は階級と枚数が書かれて... -
大相撲
番付差を月給差に反映せよ
七月場所の番付が発表された。高安が新大関に昇進したが、豪栄道の風下の3番目の大関である。いまや機械的な編成が定着している。それとも高安の先場所の成績11勝と豪栄道の先場所の9勝は2勝差だから逆転に至らずとの判断だろうか。しかし、下記のよう... -
大相撲
把瑠都が土俵の中で決めたはりま投げ
6月23日日本テレビの「究極の○×クイズSHOW!!超問!真実か?ウソか?」を見ていたら、NHKの放送席に座ったことのある女優の紺野美沙子が、人気力士の大相撲の難問クイズ50問を答えられるかどうかという問題が出てきた。問題作成はベテランの相撲記者である... -
大相撲
物言い後の変遷
昭和33年は様々なことが施行された。まず、七月に名古屋で本場所が開催されて年6場所制がスタートした年である。次に大日本相撲協会の名称の大をとって財団法人日本相撲協会にしたことである。現在は公益財団法人日本相撲協会である。さらに、この年から... -
大相撲
不滅の?満員御礼連続666日
現在は相撲ブームである。チケットは過熱競争で、会場は連日満員札止めである。しかし、今とは比べ物にならないほどの空前の相撲ブームがかつてあった。昭和63年、元大関貴ノ花の藤島部屋に2人の息子が入門してきた。それは、がぜん相撲ファンの関心を高... -
大相撲
変わりつつある宇良の相撲
変幻自在の相撲が見せ場であった宇良。アマチュア時代はあざやかな反り技を駆使してきた。そんな相撲、今までに見たことがなかっただけに、宇良への期待と注目が集まった。これまで、腰投げ、首ひねり、たすき反りなどでわかしてきた。成功しないまでも、... -
大相撲
突破力が必要な遠藤
優勝できない稀勢の里、ここ一番に勝てない稀勢の里というイメージが稀勢の里にはついてまわった時期があった。しかし、今年の一月場所初優勝、さらに新横綱で優勝してもはや完全に払拭している。稀勢の里は2つの壁を突破したといえる。過去に惜しいと思... -
大相撲
高安・照ノ富士の横綱先陣争い
現4横綱はいずれも30歳以上。今年はそろいもそろって途中休場がある。それだけに新しい力が欲しいところである。期待を担うのは勢いのある新大関高安と復調の兆しが見える照ノ富士である。稀勢の里は初優勝だけで横綱に昇進した。長い苦節の結果といえる... -
大相撲
平成29年年間最多勝レース中間地点
今年、早くも半分の3場所が終了した。昨年の年間最多勝は、大関稀勢の里が獲得したが、今年はどうなるか。3場所までの中間経過をまとめてみた。そこには意外な結果が待ち受けていた。それが以下である。なお、対象は3場所幕内にいた力士とさせていただ... -
大相撲
知られざる旧両国国技館
沖縄で開催されるAKB総選挙が、悪天候のため公民館で無観客選挙になった。開催場所はビーチだが、すでに田んぼのような状態だという。さらに天候は連日雨だという。いまさらながら野外興行の難しさを感じさせる。以前、大相撲史を真二つに分けるとした... -
大相撲
スーパー人気力士貴ノ花
日刊スポーツによる人気力士アンケート「第6回大相撲総選挙」は稀勢の里に決定した。稀勢の里は第1回から6回連続トップである。稀勢の里の行く所、人が常に集まる。それも尋常でない数である。今日の相撲人気は稀勢の里人気といっても過言ではない。<... -
大相撲
平成29年七月場所チケットネット事情
七月場所のチケットが発売されてから3週間が過ぎた。初日まで3週間余りとなった。およそ中間点となった今である。チケットは公式にはもちろん完売だが、ネットはそうでもない。そこで、中間地点の大相撲チケットネット事情を調べてみた。ネットはいくつ... -
大相撲
相撲のバイブル わが回想の双葉山定次
双葉山といえばどんなイメージをもつだろうか。片目でうちたてた69連勝、年2場所時代に12回の最高優勝回数、相手が立てばいつでも立つ立ち合い、信念の人。69連勝は4分の3世紀以上たった今でも破られていない。後の先の立ち合いは誰もマネできない。双... -
大相撲
成績で決まる十両優勝賞金考
五月場所の十両の土俵は混戦というかどんぐりの背比べというべきか。終わってみれば錦木の単独10勝5敗の優勝となった。先場所も10勝5敗だったが、巴戦であった。十両は抜群の力士がいなければこういうこともあり得るのだろうが、成績としては寂しい限り... -
大相撲
白鵬独走の元凶
五月場所は優勝争いらしい優勝争いがなく、13日目を迎えて事実上の白鵬の優勝が決定的だった。そして終わってみれば白鵬の独走であった。白鵬はここ5場所優勝がなく、しかも不調であった。だから、優勝できるかどうか定かでなかった。そういう意味で白鵬... -
大相撲
ライバル差がつくとき 玉の海 北の富士
昭和44年、長く続いた大鵬時代は陰りを帯びてきた。大鵬より後から横綱になった栃ノ海、佐田の山は先に引退していた。同日横綱に昇進した柏戸は、昭和43年頃から衰えが目立ってきた。9勝6敗の成績が多くなってきた。しかし、柏戸は辞めるに辞められなか... -
大相撲
一人大関の時代
今年(H29年)の一月場所、大関は4人いた。稀勢の里が横綱に昇進し、琴奨菊が関脇に落ちて、三月場所・五月場所は大関が2人に減った。そこへ五月場所後に高安の大関が確定し、七月場所は3大関となる。3大関の中から将来2人が早い時期に横綱に昇進すれ... -
大相撲
大相撲中継さまざま
五月場所がぶじ終わって2週間近くになる。五月場所はあるものがなかった。それは今思うと奇跡だったのかもしれない。そのあるものとは相撲ファンの天敵国会中継である。これが五月場所は1度もなかった。1月から6月までは通常国会中である。1月は始ま... -
大相撲
プロと学生相撲の差
現代の大相撲の勢力図を大きく描くのは、モンゴルと学生出身であろう。五月場所では小柳改め豊山が入幕し、矢後、水戸龍が幕下15枚目格付け出しでデビューした。技能賞を受賞した嘉風、人気の遠藤・宇良も学生出身である。ほかに松鳳山、徳勝龍、豪風、正... -
大相撲
稀勢の里の苦悩
稀勢の里の稽古のようすが伝えられている。現段階ではまだ、試行錯誤の状態である。下の者をつかまえて左を試してみたりする段階である。だが、時は刻々と過ぎゆく。東京での稽古時間はあと2週間半になった。五月場所は嘉風に左を攻められて負けたり、遠... -
大相撲
高安の相撲内容を採点する
五月場所の話題の一つに高安の大関昇進なるか、があった。高安は地力と自信をつけ、場所に臨んだ。15日間、高安はどんな相撲を取ったのか。相撲内容を採点してみた。採点の基準は、自分の力をどれくらい土俵で発揮したかである。勝ち負けではない。点数は... -
大相撲
立ち合いの手つき不十分に一考
相撲は一番勝負である。だから下位力士が横綱を倒すことがありえるわけである。これが3本勝負だと番狂わせは極端に減っていくと想像できる。ところが、五月場所10日目の栃ノ心対大翔丸戦で3本勝負おこなわれたのである。東栃ノ心、西大翔丸である。最初... -
大相撲
高安を追う者
高安が大関に昇進したことで、4横綱3大関となった。7人は数としては多い部類に入る。早い話、7人に負けたら関脇以下には1番も落とせないことになる。横綱大関は飽和状態といえる。それでも相撲ファンは新しい力を求めてやまない。高安に続く者ははた... -
大相撲
新版 新大関の通信簿
五月場所後、高安が文句なしに大関に昇進した。いささか過熱気味の報道の中、話題はつきない。新大関は、近く七月場所に向けて始動すると思われる。新大関の場所は、今後の高安を見通す上でも大事な場所となる。これまで、先輩大関はどのような成績を残し... -
大相撲
高安大関までの出世街道
高安の大関昇進とともに、様々なエピソード、家族、地元の盛り上がり、名店などが、これでもかこれでもかと連日テレビで紹介された。かつて大関昇進でここまでニュースになったことがあっただろうか。高安フィーバーともいうべき現象がわきおこった。<幕... -
大相撲
相撲専門誌3誌競合時代
今日相撲専門誌3誌が発売された。先日千秋楽を迎えた五月場所の決算号である。相撲専門誌は五月場所展望号から3誌競合時代に入っている。表紙は雑誌の顔と言われる。表紙を何にするかは、重要なポイントである。優勝した白鵬単独にしたのは、スポーツ報...
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