大相撲

稀勢の里の苦悩

2017年6月7日

稀勢の里の稽古のようすが伝えられている。
現段階ではまだ、試行錯誤の状態である。下
の者をつかまえて左を試してみたりする段階
である。だが、時は刻々と過ぎゆく。東京
での稽古時間はあと2週間半になった。

五月場所は嘉風に左を攻められて負けたり、
遠藤の四つにいかず、突き放しからの押しに
土俵を割ったりした。千代の国には土俵際
右足一本で残したり、千代翔馬に食い下がら
れ、足技でゆさぶられたりした。稀勢の里
必死の土俵も6勝4敗が限界で、11日目に
途中休場となった。
170517四日目幕内 1218
<H29年五月 稀勢の里、遠藤に敗れる>

五月場所を途中休場した稀勢の里は2つの
課題を抱えている。1つは負傷を直して左が
使えるようにすること。もう1つは戦える
体づくりである。横綱だから横綱の責任を
果たせるだけの結果を残さなければならない。
横綱は協会の看板であり、土俵の中心である。
その責任は常に優勝争いをし、12勝以上の
成績をあげることが求められる。時間はある
ようでないのだ。
170524十一日目幕内 642
<稀勢の里の休場を伝える>

五月場所後の横綱審議委員会では、稀勢の里
は負傷が完治しなければ休場を薦める意見が
出た。七月場所は、五月場所のようにやって
みて無理だったから休場する、というわけ
にはいかない。同じ轍は踏めない。つまり、
稀勢の里は出場するなら最後まで取らなけ
ればならない。また、休場するなら初日から
休場することになる。

稀勢の里は2つのうちのどちらかの最終決断
を迫られることになる。

名古屋はホテルを変更することになりそう。

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よしなに
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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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