大相撲

成績で決まる十両優勝賞金考

2017年6月13日

五月場所の十両の土俵は混戦というかどん
ぐりの背比べというべきか。終わってみれば
錦木の単独10勝5敗の優勝となった。先場所
も10勝5敗だったが、巴戦であった。十両は
抜群の力士がいなければこういうこともあり
得るのだろうが、成績としては寂しい限りで
ある。
170528千秋楽十両幕下以下 807
<H29年五月 相星決戦で安美錦を倒して優勝した錦木>

これまで幕内の優勝改革として
1.出場した横綱・大関全員と対戦した力士
にのみ優勝資格ができる。
2.成績によって優勝賞金に差をつける
を主張してきた。

十両成績を見ると、十両優勝に2を適用して
もいいのでは、と思えてしまう。これまで
15日制で最低の十両優勝は、平成13年七月
場所の9勝6敗であった。一方、15戦全勝
優勝は栃光、豊山(前名内田)、北の富士、
把瑠都の4例しかない(元小結の栃ノ心は
別格とした場合)。同じ優勝でも天と地
ほどの差がある。
06春 038把瑠都VS隆乃若
< 十両で15戦全勝優勝を達成した把瑠都
対戦相手は隆乃若H18年三月>

現在、十両の優勝賞金は200万円である。これ
は三賞と同じ額である。十両優勝と三賞は
どちらが価値があるか。お客さんが多く、
注目度の高い幕内である。価値は十両優勝
より三賞のほうが上である。だとすると、
三賞の賞金をアップするか、十両優勝をダウ
ンするか。あるいは、15戦全勝優勝を三賞と
同じ賞金にするかのいずれかである。

例えば、十両優勝の15戦全勝を三賞と同じ
賞金200万円にし、1勝ダウンするたびに5万
円ダウンしたら、10勝は175万円になる。11
勝は180万円である。
170528千秋楽十両幕下以下 1106
<十両優勝の表彰を受ける錦木>

優勝の優は優れたという意味であるから、
10勝は優れた勝ちとは言いがたい、という
見方がある。栃東父が11勝で幕内優勝した
とき、「これは優勝ではない。単なる1位で
ある」という論評があったほどである。十両
優勝は11勝以上として、10勝は1位表彰に
する方法も考えられる。

十両の混乱は抜群の力士がいない結果である。
十両は単なる通過点で、幕内を騒がすほどの
力士の出現を待望する。

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denkouriki

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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