五月場所は優勝争いらしい優勝争いがなく、
13日目を迎えて事実上の白鵬の優勝が決定的
だった。そして終わってみれば白鵬の独走で
あった。白鵬はここ5場所優勝がなく、しか
も不調であった。だから、優勝できるかどう
か定かでなかった。そういう意味で白鵬の
全勝優勝は予想外のことであった。事実、
序盤戦は自らのバランスを崩しながらの勝利
が複数あった。

<38回目の優勝を達成した白鵬>
今は核となる強者がいなく、優勝は誰になる
かわからない状態である。勢いにのって13勝
以上あげると優勝につながる可能性はある。
それだけに優勝争いが独走しにくい状況で
あるはずだ。白鵬独走を許したのは誰か。
同じ横綱はどうか。稀勢の里は負傷をおして
の出場であり、最初から優勝をのぞめない
状態であった。鶴竜はひ弱さが目立ち、今年
に入って早くも2度目の休場である。大きな
期待がもちにくくなった。

<H29年五月 途中休場した稀勢の里>
調子がよかったのは日馬富士である。立ち
合いの鋭い突っ込みとスピード・集中力は
見事だった。それが11日目・13日目に御嶽海・
高安に負けた。御嶽海戦は相手に圧倒され、
踏み出しで敗れ、高安戦はあと一歩で詰めを
誤った。これでは調子をあげてきた白鵬には
勝てない。

<H29年五月 白鵬、日馬富士に勝って
全勝優勝>
12勝と次点に終わった照ノ富士は何といって
も初日・2日目の連敗が痛かった。連敗した
ら優勝はできない、と言ったのはNHK解説
者だった神風氏である。照ノ富士はけっこう
もろ差しになられて苦戦したり、負けたり
する。とりこぼしをなくすことから始める
ことである。

<H29年五月 照ノ富士、遠藤に敗れる>
高安は優勝をねらうと口にしたが、五月場所
時点では優勝できる力はない。しかし、急速
に地力をつけており、いつ優勝しても不思議
ではない。
結局白鵬独走の元凶は他の3横綱にある。
横綱の待遇を受け、出場してきた以上いい
わけはできない。
名古屋行き用に夏服を購入しました。
興味深いテーマをこれからもお届けます。
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