七月場所の番付が発表された。高安が新大関
に昇進したが、豪栄道の風下の3番目の大関
である。いまや機械的な編成が定着している。
それとも高安の先場所の成績11勝と豪栄道の
先場所の9勝は2勝差だから逆転に至らず
との判断だろうか。しかし、下記のような例
もある。
を果たしたとはとうていいえない。
NHK解説者の北の富士さんは現役時代、
関脇、小結の地位にこだわらなかったという。
月給が同じだから、という趣旨のことを話し
ていた。現在では横綱は4人いるがすべて
同じ月給である。平幕は筆頭から幕尻まで
同じ月給である。これではとてもプロとは
いえない。
同じ月給である。平幕は筆頭から幕尻まで
同じ月給である。これではとてもプロとは
いえない。
第1横綱から第4横綱まではすべてに差が
あって当然である。東関脇と西関脇も同様で
ある。半枚ごとにすべてに差をつけてこそ
プロである。大関で8勝9勝は東関脇と同じ
月給、7勝以下は東前頭筆頭と同じ月給に
するくらいの厳しさがあってもいい。また、
横綱・大関全員と対戦する地位とその次の
地位との間には5枚くらいの月給差をつける
のも一考である。
そうなれば高安が第3大関でいいとはけして
いえない。
<貴景勝>
貴景勝が筆頭に、北勝富士が2枚目に上がっ
てきた。横綱・大関との初対戦が見もので
ある。宇良は東4枚目で上位に休場者がでる
か、自身が好成績をあげない限り、横綱・
大関との対戦は見られないかもしれない。
関脇玉鷲は上位で5場所連続勝ち越しを、
新関脇御嶽海は上位で4場所連続勝ち越しを
目指すことになる。正代は横綱・大関全員と
対戦しての勝ち越しはまだないだけに、今度
こその思いがあるかもしれない。ただし、
横綱・大関は7人いるので3勝はしておき
たいところである。
新入幕力士はいなく、いささか新鮮さに欠け
る。十両は28人いるが、元幕内が18人いる。
64%といくぶん多めである。幕内をうかがう
十両上位は元幕内で占められている。5枚目
朝乃山は入幕を目指すなら、10勝以上の成績
が求められる。新十両の翔猿、再十両の阿炎
が活躍して、新風を送り込んでほしい。
高安は横綱になっても高安なのだろうか。
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よしなに
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