大相撲

高安を追う者

2017年6月4日

高安が大関に昇進したことで、4横綱3大関
となった。7人は数としては多い部類に入る。
早い話、7人に負けたら関脇以下には1番も
落とせないことになる。横綱大関は飽和状態
といえる。それでも相撲ファンは新しい力を
求めてやまない。高安に続く者ははたして
誰か。

第一候補は4場所連続上位勝ち越しの玉鷲で
ある。番付では東関脇で最も大関に近い地位
である。玉鷲は突き押しの威力が増して対戦
相手に驚異を与えている。勢いと地力をつけ
た高安を圧倒するほどである。横綱・大関も
油断できない相手になってきている。五月
場所は10勝をあげている。32歳の突然の変身
は大関をねらえる候補として浮上した。
170519六日目幕内 795
<H29年五月 高安を圧倒した玉鷲>

御嶽海は昨年上位の壁にはね返されてきた。
だが、今年は違う。3場所連続上位勝ち越し
である。横綱を倒せるだけの押しの威力を
身につけてきた。五月場所は全勝の日馬富士
を倒して殊勲賞を獲得している。押し相撲は
型にはいれば破壊力を発揮する。出羽海部屋
から大関が出れば、なんと三重ノ海以来と
なる。
170524十一日目幕内 719
<H29年五月 日馬富士を寄り切った御嶽海>

まだ、上位戦はないが素材がいいのが、貴景
勝である。どこまで伸びるかという期待と
可能性を感じさせる。序ノ口からわずか13場
所で入幕と驚異のスピード出世である。真っ
向から体を生かして前に出る相撲は、爆発的
で魅力いっぱいである。連続11勝をあげ、
いよいよ横綱・大関との対戦が組まれるとこ
ろまできた。
170527十四日目幕内 123
<H29年五月 宇良をふっ飛ばした貴景勝>

かつては新しき対決として熱戦を繰り広げた
遠藤対大砂嵐。新入幕で旋風をおこした逸ノ
城が過去の人になっているのは寂しい限りで
ある。彼らが低迷したことで失われたモノは
大きい。玉鷲、御嶽海、貴景勝のなか
から次の大関が出るとみたがいかが。

真相報道バンキシャ!に高安出演。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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