月別アーカイブ:2014年09月

九月場所をふりかえる

2014/9/30    ,

●大相撲人気 3日目以外はすべて満員御礼は予想以上で大相撲人気は 最高潮に達している。今年(2014年)の東京場所は一月場所が1日の平均観客数は8819人、五月場所は9331人とこれだけでも驚きの数字 ...

■秋千秋楽 プロとアマの差

2014/9/29  

新入幕で優勝争いをした逸ノ城は千秋楽、安美錦を圧倒し 13勝2敗の優勝次点で有終の美を飾った。この成績は 新入幕最高成績北の富士・陸奥嵐と同じである。だが、 2人が横綱・大関戦がなかったことから、横綱 ...

■秋14日目 連続写真で見る白鵬対逸ノ城戦

2014/9/28    ,

ここまで稀勢の里・豪栄道の2大関、鶴竜の1横綱を倒し、 1敗できた脅威の新怪物逸ノ城。結びの一番で1敗同士で 横綱白鵬と激突した。へたな説明無用、以下の連続写真を ご覧いただきたい。 優勝をかけた一番 ...

■秋13日目 座布団が飛んだ2大決戦を斬る

2014/9/27    ,

まず、白鵬対豪栄道戦。今場所の調子からいって白鵬に 負ける要素はない。しかも豪栄道には連敗中だからなお さら、負けるわけにはいかない。ところが、実際は豪栄道 が左四つから一気に寄って出た。白鵬はこらえ ...

■秋12日目 興味深い逸ノ城の横綱・大関戦

2014/9/26    , ,

この日は雨にも関らず、当日券を求める行列が正門横の チケット売り場から南門まで行列ができた。自由席は 全部で400席ある。そのうち50は15日間通し自由席券 として完売している。だから販売数は350席 ...

■秋11日目 立ち合いの変化論

2014/9/25    

今場所10度目の満員御礼が下がる中、優勝に関る2番に 変化があった。 まず、1敗の新入幕逸ノ城対大関稀勢の里戦である。 この一番は逸ノ城が2度つっかけたというより稀勢の里の 立ちしぶりであったように見 ...

■秋10日目 稀勢の里は自己改革が必要

2014/9/24    

稀勢の里のこの日の対戦相手はこれまで2勝している 宝富士である。立ち合いの奇襲や変化など特別警戒する力士ではない。事実、両者左四つ上手が取れない 状態から上手の探り合い。稀勢の里は右からおっつける わ ...

■秋9日目 優勝争いはしらけ場所に?

2014/9/23    ,

今日から大関戦が始まった。まず、1敗の稀勢の里が いまいち調子があがらない豪栄道と対戦した。稀勢の里が 豪栄道に万全の両差しになりながら、逆転の首投げを くい、2敗に後退した。 全勝の鶴竜は今場所横綱 ...

■秋8日目 場所の行方

2014/9/22    ,

白鵬、鶴竜の両横綱が全勝、大関稀勢の里が1敗で 中日を通過した。優勝はこの3人が最有力候補である。 鶴竜が全勝できたのは予想以上の健闘である。3人の 相撲内容のいい順に並べると白鵬、鶴竜、稀勢の里に ...

■秋7日目 快進撃逸ノ城敗れても恐るべし

2014/9/21  

新入幕逸ノ城は6日間すばらしい相撲を取ってきた。 実力者の栃煌山、元三役の松鳳山を撃破という予想以上の 白星を重ねてきた。馬力のある千代鳳には1分30秒を 超える辛抱の相撲を取り、けして投げにはいかず ...

■秋6日目 相撲のセオリー

2014/9/20  

大砂嵐は荒削りとか未完の大器とかいうが、今日の勢戦は それ以前の相撲だった。一言で言えば相撲のセオリーに 反する内容だった。まず、突っ張り。突っ張りは足から という。いかに腕力があっても腕だけでは相手 ...

■秋5日目 一天にわかに掻き曇った大相撲

2014/9/18    

大相撲は人気上昇中で前半の平日でも満員御礼が出る ほどである。前日の4日目はサラリーマングループ、外国人 グループが目に付いた。消費税があがっていることを加味すれば驚異的な人気である。 横綱日馬富士が ...

■秋4日目 日馬富士・稀勢の里に苦言

2014/9/17    

2003(平成15)年七月場所、横綱史上初の出来事がおこっ た。横綱朝青龍が旭鷲山相手に髷をつかんで反則負けと なったことである。このときは横綱にあるまじき行為 として批難ごうごうだった。 日馬富士は ...

■秋3日目 迷走豪栄道の今後

2014/9/17    

新大関豪栄道は立ち合いから嘉風を果敢に攻め立て、東 土俵に詰めた。しかし、嘉風にまわりこまれ横につかれ 不利な体勢となって勝負あった。今の豪栄道には途中 までの攻めはよかったというのは何の励ましにもな ...

■秋2日目 3横綱フル出場続く予感

2014/9/16    

白鵬は遠藤が果敢に攻めるも首をおさえてたたき落とす 様にはたき込んだ。日馬富士対千代大龍は攻め合いの中 日馬富士が千代大龍の引きに対応して押し出した。鶴竜は 照ノ富士相手にかいなを返され、右手万歳の危 ...

■秋初日 上位陣!明暗を分けた注目の2番

2014/9/15    ,

満員札止めで九月場所の初日が始まった。地方からの 観客も来ている。初日の注目の取組は日馬富士対遠藤、 高安対豪栄道の2番である。 注目の新大関豪栄道は立ち合いから果敢に攻めるが、攻め きれず、上手を離 ...

すぐれもの大相撲

2014/9/13    

涼しくなったと思ったらやや暑さが戻った中で九月場所が 始まる。相撲ほどあっという間に勝負がつくものもないが、 反面柔道や剣道より勝敗が明確なことも確かである。 日本人は自国の文化のよさになかなか気がつ ...

二所ノ関の系統7

2014/9/12  

1975(昭和50)年の七月場所は大波乱の場所となった。 横綱輪島は全休、大関貴ノ花は3連敗して休場。大相撲の 看板がそろって休場したのである。横綱北の湖は前半で3敗して9勝6敗、大関魁傑は8勝7敗と ...

白鵬が狙えるもう一つの記録

2014/9/10    

白鵬が30回目の優勝を達成し、九月場所は千代の富士に 並ぶ31回目が期待されている。白鵬が大鵬の最高優勝 回数を抜くのは時間の問題である。連勝は1敗すれば 終わりだが、優勝回数は積み重ねである。 実は ...

二所ノ関の系統6

2014/9/8  

1975(昭和50)年3月28日、佐賀ノ花の二所ノ関が急性 白血病で亡くなった。まだ57歳だった。敷地475.2平方 メートル、建物1650平方メートルの鉄筋4階建という 莫大な遺産を残しての死去だっ ...

激突!ホープ照ノ富士対遠藤・大砂嵐

2014/9/6  

明日のホープとして注目されてきた照ノ富士が前頭筆頭に 上がり、横綱・大関に挑む。照ノ富士は2代目若乃花の 間垣部屋に入門した。若三勝の四股名で十両昇進まで 所要13場所、64勝27敗○37というスピー ...

二所ノ関の系統5

2014/9/3  

初代若乃花が引退したのは1962(昭和37)年の五月場所で あった。初代若乃花の最後の優勝が1960(昭和35)年の 九月場所だから9場所優勝がないまま土俵を去ったわけで ある。本来ならもう少し早く引 ...

今場所と1年前の幕内の番付を比較する

2014/9/1    , ,

九月場所の新番付が発表された。1年前の九月場所は遠藤が新入幕と して颯爽と登場した場所だった。1年間で番付はどう変ったかみてみることにした。 鶴竜が横綱になっている。1年前の鶴竜は大関として8勝7敗の ...

Copyright© 土俵の目撃者(毎日更新) , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.