大相撲

■秋12日目 興味深い逸ノ城の横綱・大関戦

2014年9月26日

この日は雨にも関らず、当日券を求める行列が正門横の
チケット売り場から南門まで行列ができた。自由席は
全部で400席ある。そのうち50は15日間通し自由席券
として完売している。だから販売数は350席になる。ただし、
千秋楽は音楽隊などが入るため、数は減少する。
140925十二日目幕内 1048
脅威の新入幕逸ノ城は前日の稀勢の里に続き、大関豪栄道を
まったく寄せ付けず撃破。豪栄道に相撲を取らせなかった。
これで、1敗を守り、全勝の白鵬を追走している。13日目
の対戦相手は横綱鶴竜である。馬力型でない鶴竜が逸ノ城
にどういう相撲を取るのか、取れるのか興味深い。
140925十二日目幕内 1050
140925十二日目幕内 1051
新入幕力士が横綱と対戦することはめったにない。1973
(昭和48)年九月場所、前頭11枚目の大錦が14日目横綱
琴桜に勝っている。大錦は大関貴ノ花にも勝利しこの場所
殊勲、敢闘、技能の三賞を独占している。この場所は横綱
2場所目の輪島が15戦全勝で優勝している。

こうなると逸ノ城と馬力・パワー型の琴奨菊、全勝の
白鵬との一番が見たくなる。今十両は栃ノ心が全勝だが、
逸ノ城は先場所本割・決定戦で栃ノ心に負けていることを
付記しておく。

 

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denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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