大相撲

■秋2日目 3横綱フル出場続く予感

2014年9月16日

白鵬は遠藤が果敢に攻めるも首をおさえてたたき落とす
様にはたき込んだ。日馬富士対千代大龍は攻め合いの中
日馬富士が千代大龍の引きに対応して押し出した。鶴竜は
照ノ富士相手にかいなを返され、右手万歳の危ない体勢に
追い込まれたが、照ノ富士に上手を与えていなかったため、
首投げでしのいだ。
140915二日目幕内 1057
<白鵬対遠藤戦>
白鵬・日馬富士・鶴竜の3横綱になって3場所目、休場が
なく、3横綱フル出場が続く雰囲気である。15日制が定着
した1950(昭和25)年以降3横綱のフル出場はそれほど
多くない。系統別総当たりのときは27場所中9場所、部屋別
総当たり以降は80場所中30場所である(白鵬・日馬富士・
鶴竜の3横綱は除く)。なお、場所中の横綱の引退を休場と
して含めるが、場所前の引退後、番付に四股名が載った
場所は除いた。また、4横綱の1人が場所前に引退した場合
は3横綱としてカウントした。
140915二日目幕内 1113
<日馬富士対千代大龍戦>

3横綱最高フル出場は輪島・北の湖・2代目若乃花の6度
である。この3横綱で休場があったのは1度だけである。
三重ノ海の横綱昇進で輪島・北の湖・2代目若乃花の3横綱
組は4横綱となり、惜しくも?終わった。また、大鵬・北の
富士・玉の海も6度度達成している。この3人で休場が
あったのは2度である。なお、3横綱のうち誰かが休場した
回数が多いのは千代の富士・北勝海・大乃国で11度である。
ちなみにフル出場は5度である。

白鵬・日馬富士・鶴竜の3横綱のフル出場は始まった
ばかりであるが、ぜひ続いていただきたい。これまで
白鵬・日馬富士・鶴竜は14勝・11勝・9勝、13勝・10勝・
11勝の成績である。フル出場だけでなく、ここはぜひ、
これまでわずか4度しか実現していない横綱の責任勝ち
星12勝以上をそろってあげていただきたい。
140915二日目幕内 1215
<照ノ富士対鶴竜戦>

 

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denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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