大相撲

■秋5日目 一天にわかに掻き曇った大相撲

2014年9月18日

大相撲は人気上昇中で前半の平日でも満員御礼が出る
ほどである。前日の4日目はサラリーマングループ、外国人
グループが目に付いた。消費税があがっていることを加味
すれば驚異的な人気である。

横綱日馬富士が右眼窩内壁骨折で休場した。休場力士は
これで妙義龍、豊ノ島、豊真将、東龍、舛ノ山についで
6人目である。大相撲の看板である横綱の休場は痛い。
これで取組は3番少ない勘定になる。

大関陣は琴奨菊が嘉風に敗れ2敗目。豪栄道は紙一重の
勝利で3勝目。稀勢の里は攻めに鋭さを欠いている。
優勝争いにどこまでついていけるかはなはだ心もとない。
もっとも大関に最初から期待していない方にとっては
どうでもいいかもしれない。

140918五日目幕内 679
<琴奨菊、嘉風に敗れる>

人気者遠藤は豊響に馬力負けで5敗目。ここまでで一番
悪い負け方だった。4日目まで横綱・大関が相手だが、
相撲にまだ遠藤らしさが見られない。角界のプリンス
貴ノ花は勝っても負けてもファンをわかせる相撲を取った。
大関清国に足を取られる大ピンチになりながら逆転勝ちを
したことさえある。
140918五日目幕内 602
<豊響対遠藤戦>

大相撲はここえきてマイナス要因が目立ち、一天にわかに
掻き曇ってきた。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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