明日のホープとして注目されてきた照ノ富士が前頭筆頭に
上がり、横綱・大関に挑む。照ノ富士は2代目若乃花の
間垣部屋に入門した。若三勝の四股名で十両昇進まで
所要13場所、64勝27敗○37というスピード出世だった。
間垣親方の体調がすぐれず、部屋は閉鎖することになった。
普通なら、ニ所ノ関の系統の部屋に弟子をあずけるのだが、
間垣は同郷(青森)の旭富士の伊勢ヶ濱に託した。新十両
に昇進した時期であり、これを機会に照ノ富士に改名した。
照ノ富士は先場所(七月場所)始めて期待のホープ遠藤、
大砂嵐と対戦してこれを撃破している。相撲内容はともに
熱戦となった。熱戦を制するということはそれだけ地力が
ついていることの証明である。両力士との相撲の序盤戦、
中盤戦、終盤戦が以下である。
九月場所も対戦が予想される。今度はどんな相撲内容に
なるか、今から楽しみである。