2014年8月– date –
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遠藤の横綱・大関戦第3ラウンドの課題
九月場所遠藤は幕内上位に復帰し、横綱・大関戦第3ラウンドをむかえる。九月場所で遠藤はどんな相撲をとるか。学生出身の先輩豊山、輪島はどんな実績をあげてきたかをまず見てみよう。 輪島 豊山 遠藤横綱・大関戦1 ... -
二所ノ関の系統4
中村部屋のルーツは大阪相撲で1927(昭和2)年の東西合併とともに東京に加わった。系統別総当たりのとき、全部屋と対戦していたが、1938(昭和13)年に二所一門に加わった。1943(昭和18)年楯甲新蔵は部屋を引き継いだものの、最後は閉鎖によって1962(昭... -
新大関の通信簿
七月場所後に思いがけず豪栄道が大関に昇進した。しかし、膝の負傷から巡業には参加できないという不安を残した。本人はこれからは優勝を目指すという。その志やよし。過去の新大関はどういう成績をあげたか振り返ってみた。15日制が定着した1949(昭和24... -
二所ノ関の系統3
玉ノ海の二所ノ関が部屋を佐賀ノ花に譲った1951(昭和26)年5月の夏場所番付では幕内に佐賀ノ花、若ノ花、琴ヶ浜、琴錦、大ノ海、十勝岩、神若(後の芳ノ里)が名を連ねていた。神風は1950(昭和25)年夏場所番付に不満をもって28歳の若さで引退してしま... -
超人白鵬を倒した力士たち
七月場所で豪栄道が大関に昇進した理由の1つに第一人者の横綱白鵬に連勝したことがあげられていた。8月13日の「白鵬・大鵬・千代の富士3強の比較」で白鵬の初優勝から30回目の優勝までの成績を637勝83敗、1場所平均13.28勝と驚異の数字をあげているのを... -
二所ノ関の系統2
横綱玉錦急逝後二所ノ関部屋の跡目をどうするかという問題が残った。二子山親方(元土州山)かベテラン海光山という声もあった。しかし、力士・親方・関係者の総意で人望と信用のある玉ノ海が二枚鑑札(現役と師匠を兼ねる制度で現在は禁止されている)と... -
相撲の決まり手性格テスト
1970(昭和45)年は北の富士・玉の海が同日横綱に昇進し、前乃山、大麒麟が大関に昇進した年である。また、貴ノ花が20歳で入籍した年でもある。その当時の資料から興味深い記事を見つけた。北埼病院長新井たかし氏(当時)による決まり手の好みによる性格... -
二所ノ関の系統1
元二所ノ関親方の金剛が65歳の若さで亡くなられた。体調を崩し、定年前に退職していたが、まさかこんなに早くという思いである。協会退職のとき、二所ノ関部屋は力士は引退し、親方は若島津の松ヶ根部屋に移籍した。名門二所ノ関が跡形もなく消えるのはあ... -
白鵬・大鵬・千代の富士3強の比較
白鵬が七月場所で30回目の優勝を達成した。これまで30回以上優勝したのは大鵬と千代の富士のみである。そこで同じ30回でも白鵬の到達スピードは大鵬・千代の富士より早いのか遅いのか、30回に到達した時点での勝率ナンバー1は誰か。初優勝から30回優勝ま... -
大関昇進、その成績 4
■部屋別総当たり ◎は優勝 5場所前 4場所前 3場所前 2場所前 直前 合計輪島 10勝5敗 9勝6敗◎12勝3敗 8勝7敗 13勝2敗 52勝23敗貴ノ花 6勝9敗 10勝5敗 11勝4敗 12勝3敗 10勝5敗 49勝26敗大受  ... -
チケット発売日の出来事
8日の整理券配布の列は正門前から南門の角を曲がり、大江戸博物館前を曲がり、さらにその先を曲がり続いた。9日8時45分過ぎでタマリ・マス整理券番号は702番、イス・自由席通し券整理券で580番まできていた。大相撲人気は加熱状態である。今回協会担当... -
大関昇進、その成績 3
■部屋別総当たり 5場所前 4場所前 3場所前 2場所前 直前 合計北の富士9勝6敗 10勝5敗 8勝7敗 10勝5敗 10勝5敗 47勝28敗玉乃島 中位 9勝6敗 10勝5敗 9勝6敗 11勝4敗 39勝21敗... -
大関昇進、その成績 2
■系統別総当たり制 ◎は優勝 5場所前 4場所前 3場所前 2場所前 直前 合計若羽黒 10勝5敗 10勝5敗 7勝8敗 11勝4敗 12勝3敗 50勝25敗柏戸 8勝7敗 9勝6敗 9勝6敗 10勝5... -
大関昇進、その成績 1
■系統別総当たり制 ◎は優勝 5場所前 4場所前 3場所前 2場所前 直前 合計吉葉山 下位 10勝5敗 10勝5敗 13勝2敗 13勝... -
ひっそりさりげなく行われる唯一の一番
今年に入ってから毎場所ひっそりさりげなく行われる取組をご存知だろうか。その一番は13日目観客がまばらな中、序ノ口で見られる。幕下以下は通常7番取るが、この一番は6休後唯一の土俵上での戦いとなる。<2014(平成26)年一月場所 森麗対竜電(右)... -
隆の山がみせた技の相撲の数々
七月場所3日目から休場していた幕下6枚目の隆の山が引退した。隆の山は外国人は大型というイメージとは逆に軽量で十両に上がれるかどうかもわからなく、下積みが長かった。序ノ口から十両に昇進するまで56場所を要した。56場所の成績は215勝172敗5休 ○...
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