大相撲

大関昇進、その成績 4

2014年8月10日

■部屋別総当たり ◎は優勝
5場所前 4場所前 3場所前 2場所前      直前     合計
輪島 10勝5敗 9勝6敗◎12勝3敗 8勝7敗 13勝2敗 52勝23敗
貴ノ花 6勝9敗 10勝5敗 11勝4敗 12勝3敗 10勝5敗  49勝26敗
大受  中位   10勝5敗 10勝5敗 11勝4敗 13勝2敗 44勝16敗
北の湖 6勝9敗 8勝7敗 8勝7敗 10勝5敗◎14勝1敗  46勝29敗
魁傑 8勝7敗 8勝7敗 7勝8敗◎12勝3敗 11勝4敗  46勝29敗
魁傑 10勝5敗 5勝10敗◎14勝1敗11勝4敗 11勝4敗 51勝24敗
三重ノ海11勝4敗 9勝6敗 8勝7敗 11勝4敗◎13勝2敗 52勝23敗
旭国 11勝4敗 9勝6敗 8勝7敗 12勝3敗 13勝2敗 53勝22敗
若三杉  7勝8敗 9勝6敗 11勝4敗 11勝4敗 11勝4敗 49勝26敗
増位山  6勝9敗 8勝7敗 8勝7敗 11勝4敗  12勝3敗 45勝30敗

大受は5場所前は大関輪島としか当たっていないので
4場所の成績を記載した。

輪島、貴ノ花は入門から注目され、期待通りの活躍を
してきた。輪島が初優勝した翌場所は大関取りの場所
だったが、8勝しかできず失敗した。その場所貴ノ花は
12勝をあげ、3場所通算33勝をあげたが大関は見送ら
れた。輪島、貴ノ花の5場所前の1972(昭和47)年一月
場所より4場所、誰が優勝するかまるでわからない混乱
場所であったからだ。結局直前場所で輪島と貴ノ花は
水入りの大相撲を取って春日野(元横綱栃錦)に「こんな
相撲を取られては」と言わしめ、同日大関に昇進した。

土の香りのする力士大受が大関に昇進したとき、師匠の
高島親方(元大関三根山)が「大受には、やまいところが
ない」とつい言ってしまった。ほかの力士の大関昇進には
やましいところがある、と言ったようなものだ。

魁傑は大関に昇進したが、陥落し、その後平幕にまで落ち
ながら再度大関に昇進した珍しいケースである。魁傑に
関しては2014年5月30日の「クリーン魁傑」を参照して
いただきたい。

三重ノ海と増位山は大関に昇進して大丈夫かと不安視
された。そしてその通りの結果になった。三重ノ海は一度
大関を陥落した。ただし、直後の場所で復帰規定の10勝を
あげてカムバックするとその後横綱にまで昇進した。
増位山は大関に昇進して満足な成績をあげられず、7場所
後引退した。

旭国の食い下がる相撲はピラニアと呼ばれた。現役時代
マムシと呼ばれた春日野(元横綱栃錦)は「旭国はピラ
ニアと呼ばれていますが、小兵力士にこういうあだ名が
つけばしめたものです」と挨拶したことがあった。

この時期魁傑の1度目の昇進と増位山以外は直前3場所
以内に限って32勝以上あげている。皮肉なことに最高は
魁傑の2度目の昇進36勝である。
輪島
<輪島、貴ノ花が大関争いをしていた昭和47年七月場所の記事> 
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denkouriki

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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