大相撲

超人白鵬を倒した力士たち

2014年8月23日

七月場所で豪栄道が大関に昇進した理由の1つに第一人者
の横綱白鵬に連勝したことがあげられていた。8月13日の
「白鵬・大鵬・千代の富士3強の比較」で白鵬の初優勝
から30回目の優勝までの成績を637勝83敗、1場所平均
13.28勝と驚異の数字をあげているのを紹介した。これ
だけの横綱に連勝しているのだから豪栄道の力がアップ
しているのは間違いない。

それでは白鵬の83敗+優勝決定戦の3敗はどんな力士たちに
よるものか、調査したのが以下である。

1.日馬富士 16勝
2.稀勢の里 11勝
3.朝青龍   8勝
4.琴欧洲   7勝
5.琴光喜   6勝
6.豪栄道   4勝
  鶴竜     4勝
  琴奨菊   4勝
  安美錦   4勝
10. 把瑠都  3勝
  千代大海 3勝

日馬富士がだんとつ16勝でトップである。しかも関脇
以下の安馬時代に5勝し、そのうち4勝は白鵬が優勝した
場所に勝ち、殊勲賞を受賞している。日馬富士時代は
白鵬の8連覇を阻止して優勝したり、横綱をかけた全勝
同士の対戦を制している。白鵬より1歳年上だが、同じ
横綱としてどこまで拮抗していけるか。今年は優勝を
かけた横綱決戦は1度も実現していない。
20120722千秋楽幕内 1207
<史上初の横綱大関による千秋楽全勝決戦
2012年七月場所千秋楽 日馬富士対白鵬>
 
稀勢の里は白鵬の63連勝、43連勝をいずれもストップ
している連勝ストッパーのイメージが強い。11勝中9勝は
優勝白鵬を倒してのものだから価値がある。関脇以下の
ときに7勝し、殊勲賞を4度受賞している。課題は白鵬と
優勝を争ったときに勝利する勝負強さを身につけることで
ある。
 130720十四日目幕内 788
<稀勢の里、白鵬の連勝を43でストップ 
2013年七月場所14日目>
 
朝青龍は先輩横綱でもあり、8勝はしているものの11敗
している。朝青龍が引退をさせられることなく、現役を
続けていたら白鵬の独占優勝にストップがかけられたの
ではということをいう方がいる。白鵬が横綱になった2007
(平成19年)年七月場所以降朝青龍が引退した2010(平成
22)年一月場所後までで、朝青龍がサッカー問題で2場所
出場停止になった場所を除く14場所の成績を比較してみる。
優勝は白鵬7回、朝青龍5回で拮抗しているようにみえる
が、優勝次点は白鵬6回、朝青龍3回と差がついてくる。
時代の潮流は白鵬に傾いており、朝青龍は優勝できない
ときの成績が芳しくなくなっていた。
100124千秋楽幕内後半 484
<朝青龍対白鵬最後の対戦 2010年一月場所千秋楽>
 
意外な伏兵は琴欧洲である。白鵬に手もなくひねられて
いる印象が強いが、7勝していた。優勝した白鵬を倒した
のは2度でともに14勝1敗のときだった。

他の力士が最高位大関以上なのに対し、安美錦が関脇
以下で唯一登場している。ただ、白鵬戦の勝利が殊勲賞に
直結していなのが惜しい。曲者的存在としての存在価値を
もう一度みたい。
20120926日馬横綱伝達式の日 027
<伊勢ヶ濱部屋の窓から顔を出す安美錦>
 
今後白鵬が優勝街道を走る上で立ちふさがるのは誰か。
それは照ノ富士か大砂嵐か遠藤か逸ノ城か、今後の土俵を
目撃し続けたい。
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denkouriki

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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