月別アーカイブ:2021年12月

今年(2021年)1年ご愛読ありがとうございました

2021/12/31  

賢明な読者の皆様、今年1年ご愛読いただき 本当にありがとうございました。今年も、 ランキング上位に位置できましたのもご愛読 いただき、ご支持いただいた皆様のおかげ です。 昨年2月に既成のブログを脱し ...

2021年の土俵の目撃者を振り返って

2021/12/30  

2020年に引き続き、今年も新型コロナウイ ルスの影響を受け続けた相撲界でした。 入場制限は続いています。指定場所以外 での飲食は禁止です。土俵祭り・優勝額 授与式の公開はなく、優勝力士を囲んでの 万 ...

一人横綱の優勝率

2021/12/29  

十一月場所、照ノ富士は優勝したことで、 新横綱から連続優勝したことが話題となっ た。だが、もう一つの側面がある。それは 一人横綱で優勝したことである。横綱一人 なのだから優勝して当然かもしれない。 そ ...

実力者を比較する

2021/12/28  

関脇以下の実力者というと次の7人をあげる と異論が少ないことだろう。 御嶽海 大栄翔 高安 明生 若隆景 隆の勝 逸ノ城 彼らの今年(2021年)1年間を比較してみよ う。まず、関脇・小結の在位場所数 ...

少数化する横綱・大関陣

2021/12/27  

十一月場所、横綱・大関陣は横綱照ノ富士、 大関正代・貴景勝と3人体制だった。これは きたる一月場所も変わることはない。いか にも少数化したという印象である。それでは 横綱・大関陣はどのくらいが適切の人 ...

王鵬の出世街道

2021/12/26  

王鵬は大鵬の三女と貴闘力の間に生まれた 納谷4兄弟の三男である。相撲一家の環境で あることから小学校から相撲道場へ通う少年 だった。さらに進学した中学、高校と相撲部 に所属した。特に高校は相撲の名門埼 ...

2021年大相撲10大ニュース2位・1位

2021/12/25  

■2位 復活照ノ富士が横綱に昇進 照ノ富士が大関の座を去ったのは、2017年 十一月場所だった。そこからの転落は急速 だった。ケガを直すための休場であった。 1年半で序二段まで番付を下げた。そもそも ...

2022年一月場所の番付を読み解く

2021/12/24  

2022年一月場所の番付が発表された。通常は 初日の13日前の月曜だが、12月は年の瀬と いう事情があり、24日(金)となった。先 場所は41人という定員不足だったが、今回は さすがに解消された。 先 ...

違法賭博疑惑と井筒株の行方

2021/12/23  

年の瀬になって大きなとんでもないニュース が飛び込んできた。英乃海と芝改め紫雷が 違法賭博に関与しているという疑惑である。 暴力団がらみなのか否か。詳細は調査中と いうことで伝えられていない。ただ、一 ...

2021年版幕下のホープ2

2021/12/22  

引き続き以下の基準から幕下のホープ厳選 10人のうち残り5力士に触れていく。 1.22歳以下(2021年12月31日時点) 2 .幕下成績が勝ち越していること 3 .元関取は対象外とした 狼雅 ロシア ...

2021年大相撲10大ニュース4位・3位

2021/12/21  

■名古屋・九州で2年ぶり開催 コロナ禍の影響で2020年三月大阪場所は急遽 無観客になった。静まり返った館内に音や声 が響く。しかし、大相撲は音で楽しむ競技 ではない。熱気がないのは寂しかった。その ...

新版二所ノ関の系統

2021/12/20  

二所ノ関の系統に変化があった。定年が迫っ ている元若嶋津の二所ノ関が弟子の松鳳山、 一山本らを部屋付きの親方である元玉乃島に 託したのである。ただし、部屋名は元玉乃島 の年寄株である放駒部屋となる。 ...

2021年大相撲10大ニュース6位・5位

2021/12/19  

■6位 5場所連続休場後鶴竜引退 4場所連続休場していた鶴竜は三月場所も 休場し、再起にかけることになった。ところ が場所中引退を表明した。鶴竜の稽古ぶり から出場は難しいとは容易に想像できた。 鶴竜 ...

2021年版幕下のホープ1

2021/12/18  

昨年(2020年)12月の幕下のホープから平戸 海、今度の一月場所で北の若が十両入りした。 また、昨年12月時点では三段目だったため、 取りあげられなかった北青鵬がスピード出世 で関取になった。彼らに ...

2021年大相撲10大ニュース8位・7位

2021/12/17  

■8位 照ノ富士ハイレベルの年間最多勝77勝 低レベル年間最多勝が4年続いた。それを 打破したのが照ノ富士であった。77勝13敗。 年6場所制となって64年。77勝以上の年間 最多勝は22回しかない。 ...

2021年大相撲10大ニュース10位・9位

2021/12/16  

■次点 貴源治大麻使用で解雇 七月場所後十両の貴源治の大麻使用が発覚し、 解雇になった。九月場所の番付は空白になっ ていた。忘れがちな事件なので、少々触れて みた。 ■10位 竜電出場停止!女性問題発 ...

2021年大相撲10大ニュース 前文

2021/12/15  

今年も新型コロナウイルスの影響を受けての 本場所開催であった。それでも2020年とは 様相が異なった面が見られた。そんななか、 土俵上だけでなく、土俵外のニュースが相次 いだ。まったく予期しないニュー ...

御嶽海の思いがけない記録

2021/12/14  

十一月場所、御嶽海は11勝4敗と久々に2 ケタ勝利をあげた。これで一月場所の関脇は 確定した。これは何を意味するか。関脇・ 小結連続10場所在位となった。内容は関脇 7場所、小結3場所である。三賞は殊 ...

大関規定改造論

2021/12/13  

今年(2021年)1年間大関正代は52勝48敗 1カド番、大関貴景勝は45勝28敗17休2カド 番とさんざんな成績だった。貴景勝は一月 場所、明らかに負けが込んでの休場だった。 悪いところがあるのなら ...

回避!すれ違いの優勝争い2

2021/12/12  

しばらく間があいてしまったが、昭和48年 から再スタートする。昭和48年九月場所、 新入幕の大錦が好成績。といっても横綱輪島 が12戦全勝、大錦は9勝3敗で優勝を争う には差がついていた。それでも大錦 ...

幕内力士の十両在位場所数番付

2021/12/11  

力士はまず十両を目指す。十両に到達すると 次は幕内を目標とする。ところが十両に在位 する場所数は力士によってまちまちである。 また、幕内に入ったとしてもいつ十両に落ち るかわからない。段位は落ちること ...

大相撲専門誌のポジション

2021/12/10  

大相撲に触れる機会はテレビ中継からであろ う。人によってはラジオ中継になると思われ る。大相撲中継は当然ながら取組中心になる。 それでも明快神風、重厚玉の海の解説は聞い ていっそう中継が楽しくなったも ...

30歳照ノ富士の戦い

2021/12/9  

2021年は照ノ富士の年だった。優勝4回。 関脇から大関へ、大関から横綱へのぼりつめ、 年間77勝13敗だから快進撃の1年であった。 幕内に復帰したのは昨年(2020年)の七月 場所だから、急速な地力 ...

現代相撲部屋関取事情

2021/12/8  

現在幕内は42人、十両は28人である。関取は 合計70人である。これに対し、親方は最大 105人である。スポーツ界では珍しい構図で ある。それはさておき、力士はまず十両入り を目指す。相撲部屋も十両力 ...

2021年大相撲の特徴

2021/12/7  

まず、照ノ富士が大関復帰を果たした。さら に復帰大関2場所で横綱に昇進した。これが 1年間でおこなわれた。照ノ富士は千代の 富士のように関脇から大関さらに横綱まで 1年で経験したことになる。 <横綱照 ...

大関貴景勝の2勝4敗

2021/12/6  

貴景勝が大関になって14場所が経過した。 1度大関から降格したが、優勝同点の成績で すぐに復帰している。大関復帰をかける場所 で優勝したのが御嶽海である。 今年(2021年)の十一月場所、貴景勝は久々 ...

鶴竜親方の今後

2021/12/5  

5場所連続休場していた鶴竜は5場所目途中 で今年3月引退を表明した。休場を重ねて きたが復活はならなかった。35歳だった。 横綱は5年間現役名で年寄になれるという 規定により、鶴竜親方として後進の指導 ...

2021年架空年間三賞

2021/12/4  

2021年は引き続き新型コロナウイルスの影響 で、大相撲の入場観客を制限した1年だっ た。そのなかで昨年はなかった名古屋と福岡 で地方場所が開催された。1年間を通した 賞には最優秀力士賞、新人賞の新聞 ...

2021年入門者数と引退者数

2021/12/3  

これまで力士数の変遷というテーマで取り あげてきた。今回視点変えて入門者数と引退 者数から捕らえてみた。力士数は何人が適切 か。本来は十両昇進のメドがたたなくなった ら、野球でいう無駄飯をいつまでも食 ...

2021年年間最多勝最終形

2021/12/2  

今年納めの十一月場所を終了したことで、 幕内力士の年間成績が確定した。年間最多勝 はすでに九月場所終了時点で照ノ富士が62勝 で決定していた。最終的に何勝にまでいくか が焦点であった。また、休場が多か ...

照ノ富士、15日間の戦いを採点する

2021/12/1  

十一月場所、横綱照ノ富士は初の全勝優勝を 達成した。七月場所では惜しくも逃していた だけに堂々たる優勝だった。さらに新横綱 からの連続優勝であった。大正時代の横綱の 栃木山が新横綱から3連覇していると ...

Copyright© 土俵の目撃者(毎日更新) , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.