2022年一月場所の幕内力士のうち、十両にいた場所数(通算)がいちばん短いのは遠藤・正代・御嶽海・北勝富士の2場所だった。いちばん長いのは英乃海の31場所で、2021年十一月場所の時点では幕内11場所より十両時代のほうが長かった。
田口 通廣が2021年12月に作った番付(2022年一月場所に想定される幕内力士42人)による。幕内に何場所いたかの順位は幕内在位場所数ランキングにある。
十両在位場所数の番付(2022年一月場所の幕内42人・短い順)
田口が調べたのは、入幕までの十両在位場所数と通算の十両在位場所数、それに十両優勝の回数である。順位は通算の十両在位場所数を基準にし、同じ数なら十両時代の成績がいい順にした。
入幕までの欄の( )の数字は、新十両のあとに幕下に落ちた場所数を含めて、入幕までにかかった場所数である。阿炎は新十両から17場所かかって入幕したことになる。新十両のあと幕下に落ちた力士は、通算の数が同じでも順位をあとにしている。
| 順 | 力士 | 通算の十両在位 | 入幕までの十両在位 | 十両優勝 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 遠藤 | 2場所 | 1 | 1回 |
| 2 | 正代 | 2場所 | 2 | 1回 |
| 3 | 御嶽海 | 2場所 | 2 | 1回 |
| 4 | 北勝富士 | 2場所 | 2 | 1回 |
| 5 | 高安 | 3場所 | 3 | — |
| 6 | 碧山 | 3場所 | 2 | — |
| 7 | 貴景勝 | 4場所 | 4 | 1回 |
| 8 | 豊昇龍 | 4場所 | 4 | — |
| 9 | 逸ノ城 | 5場所 | 2 | 1回 |
| 10 | 霧馬山 | 5場所 | 5 | — |
| 11 | 琴ノ若 | 5場所 | 4 | — |
| 12 | 王鵬 | 5場所 | 5(6) | — |
| 13 | 栃ノ心 | 6場所 | 2 | 3回 |
| 14 | 隠岐の海 | 6場所 | 5(6) | — |
| 15 | 妙義龍 | 6場所 | 3(10) | 3回 |
| 16 | 一山本 | 6場所 | 5(11) | 1回 |
| 17 | 宝富士 | 7場所 | 4 | — |
| 18 | 志摩ノ海 | 7場所 | 7 | 2回 |
| 19 | 千代大龍 | 7場所 | 2 | 1回 |
| 20 | 照ノ富士 | 7場所 | 3 | 2回 |
| 21 | 魁聖 | 8場所 | 4 | 1回 |
| 22 | 玉鷲 | 9場所 | 4 | 1回 |
| 23 | 豊山 | 9場所 | 3 | — |
| 24 | 天空海 | 9場所 | 6(15) | — |
| 25 | 宇良 | 10場所 | 5 | 1回 |
| 26 | 隆の勝 | 10場所 | 5 | — |
| 27 | 大栄翔 | 10場所 | 7 | 1回 |
| 28 | 明生 | 10場所 | 8(10) | 1回 |
| 29 | 阿炎 | 10場所 | 7(17) | 2回 |
| 30 | 千代翔馬 | 11場所 | 4 | — |
| 31 | 若隆景 | 11場所 | 9 | — |
| 32 | 若元春 | 11場所 | 11(15) | — |
| 33 | 照強 | 12場所 | 12 | — |
| 34 | 阿武咲 | 14場所 | 13 | 1回 |
| 35 | 翔猿 | 15場所 | 15 | — |
| 36 | 石浦 | 17場所 | 10 | — |
| 37 | 千代の国 | 17場所 | 3 | 2回 |
| 38 | 琴恵光 | 17場所 | 14(22) | — |
| 39 | 佐田の海 | 18場所 | 10 | 1回 |
| 40 | 千代丸 | 22場所 | 3 | 1回 |
| 41 | 剣翔 | 27場所 | 22 | 1回 |
| 42 | 英乃海 | 31場所 | 4 | 1回 |

最短は遠藤・正代・御嶽海・北勝富士の2場所
通算の十両在位がいちばん短かった幕内力士は、遠藤・正代・御嶽海・北勝富士の2場所である。4人とも十両で優勝している。遠藤は入幕までの十両在位が1場所だった。

このあとに高安・碧山・貴景勝が続く。十両を2場所で通過する力士が学生出身以外で出てきてほしい、と田口は書いている。
3度十両を経験した力士|照ノ富士・栃ノ心・宇良・阿炎
照ノ富士は、ケガで幕内から十両に落ち、そこでさらに十両の場所を重ねた。序二段まで落ちて這い上がる途中でも十両を2場所で通過しているので、十両の時期が3度ある。栃ノ心と宇良も同じである。
阿炎は出場停止によって3度十両を経験している。栃ノ心は負け越しが続いていて、このままでは幕内が危ない、と田口は2021年12月に書いた。

上位の力士も十両で苦労した|隆の勝・大栄翔・明生・若隆景
隆の勝・大栄翔・明生・若隆景という上位で活躍する力士の番付が、思ったより低かった。彼らにも苦労した時期があったことがわかる、と田口は見ている。
貴景勝が初優勝したとき、隆の勝が旗手を務めた。隆の勝はその翌場所に十両に落ちている。

最長は英乃海の31場所
最下位は英乃海である。ここ1年は幕内に定着してきたが、幕内より十両時代が長かった。2021年十一月場所の時点で、幕内11場所に対して十両は31場所だった。剣翔は幕内と十両のエレベーターが続いている、と田口は2021年12月に書いている。
幕内力士の十両在位についてよくある質問
Q. 十両在位がいちばん短い幕内力士は?
2022年一月場所の幕内力士では、遠藤・正代・御嶽海・北勝富士の通算2場所です。遠藤は入幕までの十両在位が1場所でした(田口の番付)。
Q. 十両在位がいちばん長かった幕内力士は?
2022年一月場所の幕内力士では英乃海の31場所です。2021年十一月場所の時点で、幕内は11場所でした。
Q. 阿炎は入幕まで何場所かかりましたか?
新十両から17場所です(新十両のあとに幕下に落ちた場所を含む)。出場停止もあり、十両を3度経験しています。
Q. 幕内に在位した場所数の順位はありますか?
あります。幕内在位場所数ランキングに、2026年九月場所の幕内42人と、2024年三月場所の番付を載せています。
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