2020年に引き続き、今年も新型コロナウイ
ルスの影響を受け続けた相撲界でした。
入場制限は続いています。指定場所以外
での飲食は禁止です。土俵祭り・優勝額
授与式の公開はなく、優勝力士を囲んでの
万歳、優勝パレードは変わらずありません
でした。
![](https://dohyounomokugekisya.net/wp-content/uploads/2021/12/190907初日前日-682-e1640829916426.jpg)
そうしたなかでの変化は名古屋・福岡で
本場所が開催されたことです。また関係者
だけとはいえ、琴勇輝の引退相撲がおこな
われたことです。これに影響を受けたわけ
ではないでしょうが、栃煌山、豪栄道、
嘉風の引退相撲が施行されることになり
ました。また、力士会が12月に久々に開か
れました。
![](https://dohyounomokugekisya.net/wp-content/uploads/2021/12/名古屋-e1640829936403.jpg)
![](https://dohyounomokugekisya.net/wp-content/uploads/2021/12/九州A-e1640829953288.jpg)
土俵の目撃者はその名の通り、本場所観戦
を重視しています。今年は6場所すべて
観戦しました。2019年以前はパートナーと
交代で15日間6場所を網羅していました。
コロナ禍でそれができなくなり、90日すべ
て自力となりました。試みとして名古屋・
福岡から写真つきで発信してみました。
その苦労は【名古屋情報】、【福岡情報】
の千秋楽等に記していきました。
![](https://dohyounomokugekisya.net/wp-content/uploads/2021/12/0R9A8070-e1640829973176.jpg)
【福岡情報】で元力士のお店のことを書き
ましたら、それを見てお客さんがきたとの
ことです。店の名前など具体的なことを
書かずに中洲の鉄板焼きというだけでした
ので、これには驚きました。それもはとも
かく、90日間写真付きでレポートできた
ことは大きな成果でした。写真は1万字に
相当するという方がいます。土俵の目撃者
は写真とともにあります。それは今後も
変わりません。
今年もほとんど書き続けてきました。企画
とし打ち出した主な連載テーマが以下です。
関脇・小結全員勝ち越しの場所
優勝した前と後の負け越し
横綱フル出場なしの場所
横綱の勝率・優勝率・出場率の総合番付
初日千秋楽の曜日
年間最多勝の変遷
すれ違いの優勝争い
![](https://dohyounomokugekisya.net/wp-content/uploads/2021/12/昭和2から7の初日千秋楽の曜日A-e1640830015304.jpg)
全体的にそれなりの評価は受けました。横綱
の勝率・優勝率・出場率の総合番付は好評
でした。ただ、優勝した前と後の負け越し・
すれ違いの優勝争いはもう一つでした。この
あたりがなかなか難しいところです。また、
初日千秋楽の曜日はこれまでほとんどみかけ
ない内容だけに意義深い中身だと自負して
います。大変な調査と労力を要しました。
また連続写真として翠富士の技能、七月場所
の白鵬と照ノ富士千秋楽全勝決戦を取りあげ
ました。現代は画像でなんでも見せる時代
です。
![](https://dohyounomokugekisya.net/wp-content/uploads/2021/12/全勝決戦3A-e1640829996352.jpg)
大相撲の歴史は長く、様々な変更とともに
現代につながっています。それだけに大相撲
の歴史を知ることは大切なことです。この点
にもこだわって土俵の目撃者を進めていく
所存です。変わらぬご支援を賜れば幸いです。
29日は年末最初の休みとあってかなり混みました。
興味深いテーマをこれからもお届けします。