大相撲

2021年大相撲10大ニュース10位・9位

■次点 貴源治大麻使用で解雇

七月場所後十両の貴源治の大麻使用が発覚し、
解雇になった。九月場所の番付は空白になっ
ていた。忘れがちな事件なので、少々触れて
みた。

■10位 竜電出場停止!女性問題発覚

五月場所後の理事会で、新型コロナウイルス
感染対策ガイドラインに違反した竜電の処分
が決定した。出場停止3場所であった。五月
場所すでに全休していた。七月場所、九月
場所と全休し、番付は幕下47枚目まで下がっ
ていた。ただ、竜電の問題はその中身にあっ
た。不倫であり、女性と25回も逢瀬を繰り
返すというイメージダウンは免れないもの
だった。

<竜電>

女性に堕胎を迫ったり、金銭で解決しようと
したりと力士竜電以上に人間竜電が問われて
もおかしくなかった。十一月場所、今は声援
ができないだけに、幕下で出場した竜電に対
する思いははかりかねるが、注目されている
のは間違いなかった。拍手も聞かれた。幕下
では実力が違いすぎた。優勝は当然だった。

A氏が朝乃山と一緒にして3位、T氏が9位
にあげている。

■9位 境川部屋の響龍死亡!救助体制の見直し

それは3月26日三月場所13日目におこった。
境川部屋の三段目響龍が土俵に頭からつっ
こみ、動けなくなっていた。呼び出しが仰向
けにしたが、どうしようもなかった。協会
関係者が土俵に集まるが有効な手がうてなか
った。この状態が長く続いた。医師と看護師
がようやくかけつけた。医師が診察したが、
看護師は女性のせいか土俵下に控えていた。
相撲界の悪しき習慣がここで出た。担架が
運ばれ、響龍をそっとのせ、静かに運んだ。

<担架で運ばれる響龍>

響龍は救急車で運ばれ、闘病生活をしていた
という。その響龍が亡くなった。4月28日
午後のことであった。死因は呼吸不全であっ
た。悲しい結末であった。まだ28歳であった。
重量級大相撲では投げの打ち合いは顔から
突っ込めとはいえなくなる。

緊急対応講習がおこなわれ、どう対応すべき
かが学ばれた。医師を土俵近くに待機させて
おくというのは検討事項だが、実現していな
いように見える。

S氏が4位にA氏が7位にあげている。

十一月場所終了から番付発表まで25日間
しかありません。
興味深いテーマをこれからもお届けします。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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