大相撲

現代相撲部屋関取事情

現在幕内は42人、十両は28人である。関取は
合計70人である。これに対し、親方は最大
105人である。スポーツ界では珍しい構図で
ある。それはさておき、力士はまず十両入り
を目指す。相撲部屋も十両力士を育てたい。
現在相撲部屋の関取事情はどのようになって
いるか。なお、一月場所の十両昇進4力士は
発表されているので加えた。それとともに
幕下降格が予想される3力士は除外した。
十一月場所は定員割れの幕内41人が影響して
上がる力士数と降格する力士数が同人数とは
ならなかった。

現在相撲部屋は42ある。最多関取は追手風
部屋の7人である。追手風部屋は元大翔山が
立浪(元安念山=2代目羽黒山)部屋から
独立しておこした部屋である。7人の関取は
大栄翔、遠藤、翔猿、剣翔、大奄美、大翔丸、
大翔鵬である。十両にいる力士も幕内経験が
ある者ばかりである。大栄翔は最高位関脇で
優勝1回、遠藤は最高位小結である。

<大栄翔初優勝>

次に関取が多いのは九重部屋である。九重
部屋は元千代の山が出羽海(元出羽ノ花)
部屋から独立し、元北の富士、元千代の富士
に引き継がれて現在元千代大海が師匠を務め
ている。千代翔馬、千代の国、千代大龍、
千代丸、千代ノ皇を抱えている。そして十両
復帰意が決まった千代嵐である。千代大龍が、
小結経験があるだけなので、続く力士が望ま
れる。

<千代丸>

同じく関取6人が木瀬部屋である。元肥後ノ
海が三保ヶ関(元増位山 子)部屋から独立
しておこした部屋である。本家は閉鎖して
分家だけが残った。宇良、英乃海、志摩ノ
海、徳勝龍(優勝1回)、美ノ海、一月場所
十両入りする芝改め紫雷を擁する部屋である。
まだ三役経験者がいない。誰が口火を切るか、
見ものである。

<宇良>

関取は5人だが、横綱をひきいる部屋が伊勢
ヶ濱部屋である。元旭富士が大島(元旭國)
部屋から独立して、元陸奥嵐の安治川部屋を
引き継ぐ形でスタートさせた部屋である。
横綱照ノ富士(優勝6回)、宝富士、照強、
錦富士、翠富士が所属している。宝富士の
最高位は関脇である。かつては横綱日馬富士
を育て、2人の横綱を輩出した部屋である。

<左から宝富士、照ノ富士、照強>

4人以下の関取の部屋は下記である。
・4人の関取の部屋 
佐渡ヶ嶽(元琴ノ若)琴恵光、琴ノ若、琴勝峰、琴裕将
・3人の関取の部屋
立浪(元旭豊)明生、豊昇龍、天空海
八角(元北勝海)北勝富士、隠岐の海、北の若
境川(元両国前名小林山)妙義龍、佐田の海、平戸海
荒汐(元蒼国来)若隆景、若元春、荒篤山
・2人の関取の部屋
常盤山(元隆三杉)貴景勝、隆の勝
時津風(元土佐豊)正代、豊山
春日野(元栃乃和歌)碧山、栃ノ心
高砂(元朝赤龍)朝乃山、朝乃若
宮城野(元竹葉山)石浦、炎鵬
高田川(元安芸乃島)輝、白鷹山
二所ノ関(元若島津)一山本、松鳳山
玉ノ井(元栃東 子)東龍、東白龍
・1人の関取の部屋
出羽海(元小城ノ花)御嶽海
湊(元湊富士)逸ノ城
陸奥(元霧島)霧馬山
阿武松(元大道)阿武咲
田子ノ浦(元隆の鶴)高安
片男波(元玉春日)玉鷲
錣山(元寺尾)阿炎
友綱(元旭天鵬)魁聖
浅香山(元魁皇)魁勝
藤島(元武双山)武将山
伊勢ノ海(元北勝鬨)錦木
大嶽(元大竜)王鵬
錦戸(元水戸泉)水戸龍
尾車(元琴風)矢後

<明生>

以上31部屋が関取を抱えている。十両28人
という狭き門を目指して幕下では熱い戦いが
繰り広げられている。関取のいない部屋は
看板力士がいないだけに必死である。かつて
出羽海(元両国前名国岩) 部屋 が幕内の
半分を 占めたことがあった。二子山(元
貴ノ花)部屋や武蔵川(元三重ノ海)部屋が
一大勢力を築いてきた時期があった。相撲
部屋の勢力は今後どう変わっていくのか、
時の流れとともに見守りたい。

冷たい雨の日です。
興味深いテーマをこれからもお届けします。

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denkouriki

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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