大相撲

王鵬の出世街道

王鵬は大鵬の三女と貴闘力の間に生まれた
納谷4兄弟の三男である。相撲一家の環境で
あることから小学校から相撲道場へ通う少年
だった。さらに進学した中学、高校と相撲部
に所属した。特に高校は相撲の名門埼玉栄
高校である。大関豪栄道・貴景勝などが出て
いる。入門は祖父大鵬がおこした大鵬相撲
道場である大嶽(元大竜)部屋に入門した
のは必然であった。納谷の名であった。

<新序出世披露>

前相撲では3連勝し、最初に新序出世を決め
た。序ノ口で優勝した。同期の豊昇龍に3番
目の相撲で勝っている。各段1場所で幕下
入りした。だが幕下で初の負け越しをきっし、
1度三段目に落ちている。その幕下で3勝
3勝後豊昇龍に負けている。1場所で幕下に
復帰したが、その後幕下生活は続いた。

<幕下 豊昇龍戦に敗北>

2019年七月場所では天空海と対戦し負けて
いる。2020年一月場所、三月場所では千代の
国に勝っている。2020年十一月場所で一山本
に勝っている。幕下復帰後11場所かかって
新十両に昇進した。序ノ口から16場所、75勝
37敗○38の成績だった。

<幕下 一山本を押し出す>

2021年一月場所の新十両から王鵬と名を改め
た。同期の豊昇龍は入幕3場所目であった。
新十両の場所、王鵬は5勝10敗と大敗した。
幕下に落ちたが、1場所で十両に戻ってきた。
すぐに十両に戻らないと再び長い幕下生活に
陥る危険性があった。そこから4場所36勝
24敗で新入幕を決めた。

<新十両>

新入幕だが、十両で対戦経験のある幕内力士
との対戦成績は以下である。
若元春 1勝3敗(1不戦敗含む)
豊山 2勝
阿炎 0勝2敗
佐田の海1勝1敗
そのほか1勝しているのが天空海、1敗して
いるのが宇良、一山本、剣翔である。

王鵬は191センチ、181キロと堂々たる体で
ある。押し出し、押し倒しの勝利が目立つ
通り、突き押しの相撲を取る。現在まだ21歳
で幕内最年少である。若武者の相撲はファン
の注目を集める。

年末の雨は避けられそうです。
興味深いテーマをこれからもお届けします。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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