平成21年から朝青龍対白鵬の横綱同士の第二かつ最終ランドが始ま
った。一月場所、千秋楽を迎えて白鵬1敗朝青龍全勝で激突した。
本割は、白鵬が寄り倒しで朝青龍に勝ち優勝決定戦へもつれ込んだ。
だが、優勝決定戦では朝青龍が白鵬を寄り切り、リベンジした。朝
青龍は23回目の優勝となった。

このころ朝青龍は白鵬に勝ちにくくなっていた。三月場所寄り切り
で敗北。五月場所も同様であった。七月場所は下手投げをくった。
七月場所を終えた時点で白鵬は57勝3敗という充実ぶりであった。
迎えた九月場所は一月場所の再現となった。千秋楽1敗白鵬が全勝
朝青龍を寄り切れば、優勝決定戦では朝青龍がすくい投げでしとめ
た。朝青龍が24回目の優勝を成し遂げた。
十一月場所、白鵬が優勝して年間86勝4敗という驚異的な数字を残
した。朝青龍は2回優勝したが、72勝18敗で終わった。明けて平成
22年一月場所はまったく違う展開になった。千秋楽を迎え、朝青龍
は1敗で優勝を決めていた。白鵬は珍しく3敗していた。だが、横
綱同士の一番は白鵬の気合いが違った。寄り倒しで朝青龍を圧倒し
た。

場所後に事件は明るみに出た。なにやら、土俵の外が騒がしい。朝
青龍の一般人(知り合い)への泥酔暴行事件が発覚した。やんちゃ
横綱とかお騒がせ横綱で片付けられない。形は自主引退だが実際は
辞めさせられた。29歳だった。損得勘定だけから見ても失うものが
多すぎた。高砂親方(元朝潮)は「やってから後悔するのが朝青龍」
と嘆いていた。
朝青龍の引退を知った白鵬は涙した。朝青龍と白鵬の横綱第2ラウ
ンドは以下となった。
白鵬7(○●○○○○●○○)2朝青龍
朝青龍対白鵬戦は思わぬ事件で終焉を迎えた。その反面白鵬の63連
勝は目立たぬ形で静かに始まっていた。
(この項目終わり)